食事場所

食事場所

 観光のメイン(もちろん市内なら王宮周辺)が分かってきたので、次は食事だ。幸か不幸かホテルでは毎朝食つきだ。従って必要なのは昼食と夕食。場合によっては夜のアルコール

 そこでまたまた「バンコク」「レストラン」の語句でインターネットを使って検索すると、出るわ出るわ、お薦めの優良店やら、お薦めできない不良店が実名でがんがん書かれている。

 つくづく便利な時代になったものだと思う。日本にいながらにして、現地のレストラン情報、それもガイドブックに書かれた尾ひれの付いた太鼓持ちのような浮ついた褒め言葉の羅列ではなく、本音の批評を見つけることが出来る。

 もちろん実際にはこの中から本当に価値ある情報を探していかなければいけないのだが、まあ複数の人が本音で褒めていれば良しとして、そのような優良店をピックアップする。

 条件としては、もちろんおいしいこと、雰囲気が良いこと、従業員の態度が良いこと、行きやすいこと、メニューに最低限英語が書かれていたり写真が掲載されていること、価格が相応なこと、一人でも大丈夫などだ。

 もちろんすべてをクリアするような店は無いだろうから、あとは長年のカンで、記載されている文章の裏を読むように努力して、それ以外は現地で臨機応変に対応するしかない。

 そうやってとりあえず選んだ店が70軒ぐらい。実際に行けるのは多くて10軒程度だろう。これらをエクセルを使って一覧表にする。この辺の作業は、毎年のハワイ行きのたびに行っているので慣れている。

 次はこの店と自分の行動計画を照らし合わせて、さらにどの辺りの店にするか選択する。この辺まで来ると、バンコク市街図の詳細なものが欲しくなってくる。この優良店一覧表は現在必死に作成中。この時期はなんといっても旅行の事前準備では気合が入るところだ。

 ちなみにやはりタイに行くのだからレストランのメインはタイ料理だ。中級ぐらいのレストランであっても、物価が安いせいか円高のせいか、日本とは比べ物にならないくらい料金は安く済みそうだ

 タイ料理は辛いという話だが、英語さえ通じればそこそこ辛さも押さえられるだろうし、辛くない料理もあるようだ。もちろん多少は辛くないと、いわゆるタイ料理を食べたことにはならないと思えるが、それで腹を壊してしまっては元も子もない。

 タイ料理以外ではやはり洋食だろうか。イタリアンの有名な店が何軒かかるようだ。これに中華を加えれば、朝食のブッフェをあわせて食事の種類はそれほど困らないだろう。和食も恋しくなるだろうが、いろいろ食事の体験記を読むと、価格的に高いし味もそれほど良くは無いようだ。

 刺身に付いても食中毒が不安な上、新鮮なものは少ないとのコメントが多い。どうしてもというときは、無難なものを選ぶことにして、とりあえずリストアップは控えておこう。

ダメレストラン

 いつのまにか11月になった。バンコクの知識がずいぶん増えてきた。職場にもガイドブックを持って行き、昼食時にチラチラ眺めている。そのためか地名や地理的な位置関係もだいぶ分かるようになり、ガイドブックに書いてあることが実感として感じられるようになってきた。

 しかしガイドブックは万能ではない。飲食店も多数出ているが、インターネットで実際に入店した人の感想をチェックしてみると、結構批判があったりして参考になる。

 そんなわけで、行ってみたいレストランと同時に、なんらかの苦情が書かれていた、行かない方が良いレストランのリストも作り始めた。たかだか数日間の旅行でそこまで詳細なものを作る必要は無いようにも思えるが、折角行くのだから後悔したくない。調べていったのにも関わらず失敗したのなら諦めも付く。


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