バンコクへ行く目的(2011年12月)

 本来は春に行こうと思っていたバンコク旅行ですが、東日本大震災の影響で中止。その後どうするか悩んでいたのですが、現役時代にため込んでいたJALのマイレージの利用期限が近づいていたことが10月頃に分かりましたので、急遽年末の旅行を決定。

 しかし、「そもそも定年間近のおじさんが一人でバンコクあたりへ行って何をするんだ?」「きっとロクでもないことを考えているに違いない」と考えて顔をしかめる人もいると思いますが、その方はバンコクの実情をよく知っている方ですね。

 もちろん私自身もその手の事情については、これまでの3回の旅行で、ある程度知識を持つことが出来ました。今回もそれなりに楽しめる部分があるのではと期待する部分もありますが、メインの目的は以下の通りです。

 今回の旅行の目的は、

@ 旅行そのものを楽しむ。特にビジネスクラスは楽しみ。また旅行という行為を通して人や風景との触れあいを期待しています。

A これまでの旅行で分かっているのですが、ともかくタイという国全体に漂う若々しいエネルギッシュで都会的な喧噪を経験し、自分の生活にカツを入れたいと思っています。

 年齢のせいか、やはり安定した生活を望んでいますが、そこから一歩抜け出そうという気概が自分自身にも欠けてきたなと感じています。

B バンコクの物価の安さを目当てに、プチ金持ち旅行を楽しむ。バンコクの物価ですが、私の感覚ではだいたい日本の半分ぐらいかなと感じます。また安く済ませようと思えば、それこそ宿泊費を含めても、1日1000円で生活できる環境があります。

 つまり日本の物価感覚でお金を消費すると、それだけでプチリッチな金持ち感覚になれるということです。ただしだからといってタイという国を馬鹿にするつもりはありません。(この辺りを勘違いして出かける旅行者も多いように感じています)

C 英語やタイ語しか通じない環境に身を置き、実践英語でがんばる。これは第1回目の時に感じたことですが、空港でいきなり訳の分からないタイ語を見て、かなりカルチャーショックを受けました。

 世の中にはこんな言語を操る人もいるんだなという感覚です。(タイの人から見れば、日本語の方が滅茶苦茶だと思うはずですが)

 いずれにしても日本語はほとんど通じないので、嫌でもほんの少し通じる英語を使うしかありません。分かろうが分かるまいがともかく声に出さないとコミュニーケーションは出来ません。

 私はタイで英語を使うようになってから、ハワイで楽に英語が口から出るようになりました。(自分の英語でも結構通じるんだ、という感覚が得られました)

D 日頃の家事から離れ(我が家は父子家庭のなので、日頃から私が食事の準備をしています)、飲食を楽しむ。世の奥様方が良く言う「上げ膳、据え膳」という奴を楽しむ(期待する)感覚が私にもあります。

E 夜のアルコールと、美しい女性と若干の交流。どうもこう書いただけで、不謹慎な想像をする人もいると思いますが、それほどタイの夜はピンク色に光り輝いています。

 しかしその中にあえて(喜んで?)飛び込み、現地の美しい女性たちと何らかの会話をする(会話だけです)というのは、疲れ切った定年間近のおじさんには、またとない良薬であることも確かです。

 こう書いてくると、私にとっては@がもっとも優先度が高いのですが、人によっては、「ウソ付くな。Eだろう」という人もいると思います。

 まあウソか誠か。それは旅行記の内容で判断してください。ただ旅行記はいくらでも脚色できますので、なかなか真実を書くのは難しいです。


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