第2日目 朝食

 アルコールと薬(デパスという導眠剤です)の力を借りて、とてつもなく広いベッドでゆっくり寝ることが出来ました。

 カーテンの隙間から若干の光りが見えたので、そろそろ朝かと思い携帯電話の時刻表示を見ると8時半でした。「なんだ、まだ日本なら6時半じゃないか。早すぎるな」と思って、また寝ようとしますが眠れません。

 体の方はもう充分寝たよ、という雰囲気を感じます。そこでふと考えました。そう言えば私の携帯はグローバル仕様で、昨日到着したときバンコクに設定を変更したことを思い出しました。

 えっということは、今は日本時間なら10時半。とんでもない寝坊です。寝足りた感があるわけです。どうやら10時間ぐらい寝ていたようです。これ以上ゆっくりしていると朝食が終わってしまうと思い、急いで身支度をして1階の朝食会場へ。

 ビジネスホテルの朝食会場ぐらいの広さがあります。入り口を入ると、従業員さんがすぐに挨拶をしてくれ、なかなか気持ちが良いです。


 受付の女の子にフロントで渡された朝食券を渡し、先ずは座席を確保します。続いてどこに何があるのかさっぱり分からないので、食べ物の見聞です。

 和食と洋食の両方のおかずがありました。事前の情報では4種類の中から選ぶ、ということのようでしたが、どうやらビュッフェ形式に変更になったようで、皿を持って好きなものを取ってくると言う形です。

 写真のように炒飯、ソーセージ、ベーコン、ポテト、ハムと、後は飲み物を適当に選んで和洋折衷の朝食となりました。味はなかなか良かったです。炒飯はタイ特有の香りが若干付いていました。周辺を見ると、思ったより外人さんの宿泊が多いようでした。

 部屋に戻って出発の準備をします。今日の目的地はチャトチャ・ウイークエンドマーケットです。事前に一応買いたいものの候補は書き出していますが、必ず買わねばならぬというものは一つもありません。

 要するに市場の活気を楽しみたい、というだけです。ついでにマーケットのすぐ隣に出来た「JJマート」という所にも行くつもりです。こちらはエアコンが効いたショッピングモールだと言うことなので助かります。

 部屋を出て、昨晩遊んでいた通りを抜けて地下鉄のスクンビット駅に向かいます。昼間見ると、通りの建物はかなり老朽化し、こんな所で飲んでいたのか、という感覚を持ちますが、まあ要するに建物より内容ですね。

 駅に着き、自動販売機で発券。最初に目的地を選択するのが日本と違うところです。目的地選択→料金表示→紙幣やコインを入れる→黒いプラスチックのトークンと呼ばれるものが出てくる→これを改札の機械の手前の窓にかざすと入り口が開きます。

 後は進行方向を間違えないように乗るだけです。


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