ターミナル21の規模に驚愕

 「JJマート」で昼食を食べ元気が出たので、せめて初期の目的である「お香」ぐらいは買おうと思って再びマーケットに突入したのですが、入り込んだコーナーがペットのコーナー。

 犬、猫、ウサギ、ハムスターに始まって小鳥や金魚、熱帯魚とあらゆる生き物が売られています。まあ可愛らしいのでゆっくり見たくなりますが、タイ人も生き物は好きらしく、ものすごい群衆です。

 その中をかき分けて進んでみたもの、なかなか抜け出すことが出来ず、またもやめげてしまいました。一応地図は持っているので、その近くに目標としていたYシャツのお店やタイ雑貨のお店があることは分かっているのですが、どうゆわけかたどり着きません。

 どちらかといえば方向感覚には自信があるのですが、今回ばかりはまったく役に立ちませんでした。ようやくの思いでペットコーナーを脱出。再び外回りの通路に出て、左回りに歩きモーチット駅方面に戻ります。

 しかし途中で「アッここがタイ雑貨のコーナーだと思って入ったのが運の尽き。再び堂々巡りの展開に。結局どこから入ってもすぐに位置が分からなくなり、疲れもあってギブアップ。

 何と何も買わずに帰途につきました。疲れに来たようなもんですが、これこそまさにバンコクのマーケットだという感触を得られただけで良しとしました。

 さて再びスクンビット駅に戻ってきました。このままホテルに戻って昼寝でも良かったのですが、ついでに新しくできた「ターミナル21」という巨大ショッピングモールに入ってみることにしました。
ターミナル21の吹き抜け
 以前この辺りに来たときは再開発中で何もなかったような記憶があるのですが、すっかり様変わりして、見るからに近代的なビルが出来ています。

 地下鉄のスクンビット駅からエスカレーターで登っていくと2階に到着。

 そのまま建物に入ると、タイのこの手の建物に共通している大きな吹き抜け(左の写真)があります。だいたい2階から6階ぐらいまでが吹き抜けになっているので、ものすごい開放感です。

 2階から5階ぐらいまで一気に登る長いエスカレーターがあり、これに乗ると吹き抜けの中を登っていく形になります。

 エスカレーターの上に「DEPARTURE GATE」と書かれていたので、「えっここには空港のカウンターでもあるのか」と最初は錯覚しましたが、要するにこのビルの建物自体が世界のショッピングモールをイメージして作られた物であることが後で分かりました。ターミナル21 映画館のフロア

 どうやらフロア毎に、世界の国をイメージして装飾が行われているようです。

 その構成ですが地下がカリビアン、そこから順にローマ、パリ、東京、ロンドン、イスタンブール、サンフランシスコ、ハリウッドと続きます。最後のハリウッドには大きな映画館(右の写真)があります。

 とりあえず上まで行ってみようと思い、一番上で映画館を確認。

 面白そうな映画でもあれば見ようかなと思ったのですが、当然タイ語が主体なので、よほど筋が分かりやすくないと駄目だろうなと思い断念。映画館のフロアにはエレクトロニクスグッズがきれいに並べられていました。

 一つ下のフロアはサンフランシスコがコンセプトですが、何のことはないレストラン街です。ただその規模や店の数が凄いです。20軒近い店が並んでいます。もちろん内容もKFCのようなファーストフードから一流レストランまでいろいろです。

 なんだ20軒ぐらいかと思うなかれ。実はその下のフロアにもレストラン街があり、ここにも20軒ぐらいあって、古今東西のレストランが軒を連ねています。

 その中で私の関心に止まったのが「トニーローマ」です。ハワイ好きなので、この店の名前を知っていました。しかしこの時はすでに昼食を摂っていますので、機会があったらきてみようと思うにとどめました。
アドミラル・プレミア 入り口
 しかし私の関心もここまで。その先はひたすら服飾やら雑貨の店が立ち並び、歩いても歩いても終わりがないという雰囲気です。

 朝から歩き続け、さすがに疲れを感じたので、いったんホテルに戻って昼寝をすることにしました。ここはホテルからも近いので、また来ればいいやという心境です。

 ホテルに戻ったのが2時。(左がホテル入り口の写真)疲れもピークに達していたので予定通り?昼寝にしました。

 カーテンをしめ、「don't disturb」のランプをつけて寝ます。ベッドはすでにきちんとベッドメーキングされ、枕元に置いてあった20Bもなくなっています。

 代わりに昨晩がクリスマスイブだったせいか、クッキーが3枚入った赤い靴下が置いてありました。なかなか良い演出だなと感じました。

 眠れるかなと思ったのですが、やはり想像以上に疲れていたようです。吸い込まれるように2時間ほど昼寝。起きたら夕方でした。


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