帰国

 部屋に戻って急いでシャワーを浴びて、結局寝たのは12時。しか気が張っているのか、起きたのは4時半。急いで身支度をしていると5時に頼んでおいたモーニングコール。受話器を取ってサンキューと言ってから気がついたのですが、自動案内でした。 

 階下に降りチェックアウト。精算が始まりましたが、チェックアウトと同時に部屋の確認をするということで、ちょっと不満が残りました。

 善意に解釈すれば忘れ物チェック、悪意に解釈すれば何か備品を壊しているとか、持ち帰ろうとしているという疑いに思えます。

 いずれにしろ、問題になりそうなことはしていないので、5分ぐらい経ってフロントに電話があり「OK」が出たようです。(その後最近はどこのホテルでも似たようなことをやることを確認しました)

 出がけに無料の朝食代わりの飲み物2本とクロワッサンサンドのお弁当を渡してくれたのは、若干気遣いが感じられました。

 頼んでおいたとおりにタクシー到着。ものすごい勢いで深夜の道を吹っ飛ばし(どうもこの荒っぽい運転は何回乗っても好きになれないので、次回機会があったらマッカサン駅にして、エアーリンクを利用しようかなとも思っています。スワンナープ空港

 ともあれ30分ぐらいで空港着。すぐにチェックイン手続を行い、付近の椅子に座ってクロワッサンを食べ、まだ充分時間があるので、エスカレーターに乗って展望デッキと言うところに行ってみましたが、閑散としていてすぐに逆戻り。(2013年現在、出国審査会場になっています)

 面倒だからゲートに行っちゃえと思い6時半に出国審査通過。以前は500Bの出国税だかなんだかを支払った記憶がありましたが、今回は必要なし。

 しかしこの出国審査が混んでいます。カウンターは5列ぐらいあるのですが、どれも20人ぐらい待っています。20分ぐらいかけてパスポートと帰りのチケットを見せ通過。

 手荷物検査はベルトまではずす念の入れようでした。ようやくの思いで空港内へ。ゲートまでかなり歩かされましたが、途中の両替所で余ったバーツを円に両替。

 入国時の両替が2.63円、出国時の両替が2.42円でした。26300円で1万Bに両替し、そのまま円に両替すると24200円になるということで、差額の2100円が銀行の儲けですね。こう考えると、一辺にたくさん両替えせず、使う分だけ両替していった方が効率的なように思えます。

 そんなことを考えながら搭乗ゲートへ。疲れたなあ、眠いなあと思いつつ、「やっぱりまた来たいなあ。次回はもう少し長い期間が良いな」とついつい思ってしまいます。

 バンコクの喧噪を経験すると、「もう絶対に来たくない」という人もいるようですが、最初に書いたように、あのパワフルなエネルギーを感じると、精神にカツが入るように思えます。

 また最初に設定した@からEまでの目的はほぼすべて達成されたという感じです。読んで下さった皆さん、長々とお付き合いありがとうございました。一部の男性諸氏には物足りない内容だったかもしれませんが、私は楽しかったので良しとしています。


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