パタヤの海へ

マイク・ショッピングセンターのフードコート
マイク・ショッピングセンターのフードコート
パタヤビーチ
ビーチに出て左を見ると
パタヤビーチ
右を見ると


 部屋の様子を確認し、貴重品をセーフティーボックスに入れ、カメラやメモ帳を入れたショルダーバッグを持ち、昼食を兼ねて早速海の方に行ってみることにしました。

 再び最初のフロントまで戻り、ロータリーから足を踏み出すと、そこからはもうすでにタイ特有の、何でもアリの混沌とした世界が拡がります。

 歩道の幅は1mぐらいで、バンコク同様凸凹しています。傍らを車やバイクが疾走しています。バンコクと違うのは、やたらバービアが多いこと。カウンターがあちこちに作られ、すでに腰を落ち着けている外人さんが多数。

 レストランもあちこちにあり、時々立ち止まってはメニューを確認したりしますが、いきなり入ってみようという気にはなかなかなりません。

 しばらく歩いていくと大通りにぶつかりました。どうやらこれがセカンドロードというもののようです。一方通行の道ですが、左からほとんど切れ目なく車やバイクが突進してきます。「やっぱりここもこんなもんか」と思いつつ、地元の人が横断するタイミングで私も横断。

 目の前に現れたのが「マイク・ショッピングモール」。暑いので休憩を兼ねて店内を見てみることにしましたが、一番上の階に寂れたフードコートがありました。

 しかしここからは海の様子がよく見えます。というわけで昼食はここに決定。エビのスパゲッティがトマトソースっぽい写真だったので頼んでみましたが、結果は???。

 価格は90Bでしたが、麺は茹ですぎでうどんのよう。タレの味はトマトではないような、タイ風ケチャップでしょうか?ともかくあまり口に合いません。「まあしょうがないや」と思いつつ窓際の席で海を眺めます。

 沖の方でパラセイルをやっている様子がよく分かります。手前にはスピードボートがたくさん浮かんでいます。これが青空と青い海が背景だったらさぞかし美しいだろうなあと思いましたが、実際にはどんよりとした曇り空で、海の色もなんだか茶色っぽく見えます。

 パタヤの海は美しくないと聞いていたので覚悟はしていましたが、やはり想像以上に海が汚れていることが遠目でも分かります。(私はハワイが好きなので、ついワイキキの海と比較してしまいます)それでもガラス越しなので、とりあえず浜へ行ってみようと思い、腰を上げます。

 海側の出口を出ると、目の前にまた大通りが出現します。ビーチロードというそうですが、この道路の作り方はワイキキとそっくりですね。ただワイキキはきちんと信号が整備されているのに、こちらはひたすら混沌としています

 セカンドロードと同様に何人かの通行人と一緒に道路を横断。ついにタイ旅行5回目にして海までやってきました。しかし人が多い。そして歩道と砂浜の間にはいわゆる海の家?が林立。密集しすぎていて海が見えないぐらいです。

 ちょっと左の方に歩いていくとようやく切れ目を発見。ここから砂浜に出てみましたが、泳いでいる人は少なく、大半の人は海の家付属のビーチチェアの上でゴロゴロしています。欧米人特有の時間の過ごし方です。

 波は少なく泳ぐのには良いと思いますが、泳いでいるのは子供だけ。「やっぱりな」と思いつつ残念に感じました。

 再びビーチロードに戻り、喧噪の中をぶらりぶらりと歩き、両替をしました。今回の私の旅行中では為替が安定していたようで、実際には4回ぐらいに分けて両替しましたがだいたい1万円で3640B前後でした。

 昨年末の旅行では3900Bを越えていたと思われるので、若干円安に傾いただけで、旅行者にとって影響は大きいなと感じます。

 ホテルへの帰りがけにビーチロード沿いのビアバーでハイネケンを1本。飲みながらビーチの様子を見ていましたが、目の前を様々なものを持って売りつけようとする行商人?が通り過ぎていきます。「バービアで飲んでいてもゆっくりできないなんて、何だか疲れる街だなあ」というのが、私のパタヤの第一印象です。



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