6日目 朝食を食べてワットポーへ

シトラス・スクンビット22 朝食会場
左の明るいところが道路側

 6日目の朝です。7時半に目が覚めました。軽くシャワーを浴びて朝食へ。

 このホテルのいいところは、起きた瞬間でも気軽にシャワーを浴びることが出来ることです。

 顔を洗うついでにバスルームに入り、コックをひねれば頭上から熱いお湯がたっぷり降り注いできます。

 着替えをして、2階のフロント横にある朝食会場へ。例によってアメリカンな朝食です。収容人数は50名ぐらいでしょうか。そこに10名ぐらいの欧米人がいます。

 ルームナンバーを告げて、場所を確保し、食事をしながら今日の予定を考えます。何の計画もありませんが、2日目に王宮は行ったものの、「ワットアルン」と「ワットポー」には行きそびれていますので、定番でしかも2回目ですが、やはりはずせないかなと思い決断。

その場で作ってもらったスクランブルエッグ


 食後、ちょっと休憩後身支度をしてフロントに出向き、「ワットポーに行きたいのでタクシーを呼んでもらいたい」と怪しい英語で伝えると、「1階のカウンターの者に伝えておくので、下に降りて待っていて欲しい」と丁寧な対応です。

 どうやら本来は下のお兄ちゃんに直接申し出れば良かっただけのようですが、きちんと電話で連絡してくれるところに、客の便宜をはかろうという意欲が見えました。

 下に降りると今まさにお兄ちゃんが路上でタクシーを捕まえるところで、どうやるのかなと思ってみていると、結構タクシーの行き来があるようで、すぐに停車。早速助手席を開けて何やら交渉。

 交渉成立のようで、私の方に「OK」の合図を出してくれ、ドアを開け待っていてくれます。気持ちよく乗車し、ドアを閉めると運転手さんもきちんとメーターのボタンを押してくれたので余計な気遣い無用で、後は到着まで待つだけとなりました。

 実直そうな運転手さんで、最初はスクンビット通りを走っていたので安心していたのですが、その内渋滞を避けようと考えたのか、裏道に入ったかと思うと右左に頻繁に曲がるようになりあっと言う間に方向感覚を喪失。

 「おいおい、本当にワットポーに行くのかな?」と不安に思い始めた頃、ちゃんと入り口前に到着。最後まで実直な運転でした。

 メーター料金に若干のチップを上乗せし、「安全運転ありがとう」と言いながら渡すと、大変感謝した表情で、私も嬉しくなりました。

 入場料100Bを払って中にはいるとお馴染みの寝っ転がった仏像が迎えてくれました。入り口付近から見てもでかい顔ですが、最初は表情がよく見えません。じっと見ていて耳たぶが異様に長いことに気がつきました。

ワットポーの仏像 ワットポーの仏像
入り口付近からだと
目はより目に見えます
目は伏し目がち
口は笑っているような
いないような


 5mぐらい進んで、柱と柱の間から表情を見ます。目と口の造作が、よ〜く見ているとアンバランスなような気もしてきました。伏し目がちな目は若干投げやりで、微笑みに見える口も実は皮肉に満ちた口ではないかとスラ思えてしまいます。

 世の中のことはすべて分かった。ちょっと飽きたかな、なんていう表情に見えてしょうがないです。(罰当たりだったらすいません)



トップページヘ 2012バンコク一人旅 ワット・ポー 涅槃仏