第5日目 パッポンで夕食

いったんホテルへ

 映画が終わったのが3時半頃。途中の会話はやはり難しい。ただ最後はめでたしめでたしで終了。ただし途中で主人公の勘違いで怪我をしたり、亡くなったりする方もいて、その辺の補償はどうなるんだ?という疑問が残りました。

 折しもマレーシア航空の墜落のニュースがCNNで毎日のように放送されている頃ですから、ちょっと現実味があります。

 映画館を出て、腹が減っているかと思ったら、ず〜っと座ったままだったせいか「腹が減ったあ」という雰囲気でもなさそう。

 「じゃあ無理して食べることないか」と思い、この日は昼食抜き。そのままMRTに乗ってホテルに戻ってきました。

 ホテルの停電はすでに復旧。いつも通りの照明がつき、エアコンも快調です。冷蔵庫のハイネケンを1本飲んで昼寝。飲んだ分はちゃんと覚えておかないとトラブルの元です。チェックシートが置いてある場合はこれにチェックをするようにしています。


「ミズキッチン」へ

 起きたら6時近く。さすがに腹が減ってきたので、タニヤやパッポン界隈で、今まで入ったことのないレストランに行ってみようと思い、先日パッポンをフラフラしているときに見つけた「ミズキッチン」というお店に行くことにしました。

 ここは昔からの洋食屋さんだそうです。いったいどんな店なのか、興味津々。先日は通りから入口を確認しただけです。雰囲気的に場末の居酒屋さんみたいなドアでした。

 MRTでシーロム駅に行き、昨日の「ROAD HOUSE」の前を通り、スラウォン通りに入り、左折して一気にパッポンへ。

 そのまま屋台と右側のレストランの間の道を進むと右側に目指す「ミズキッチン」があります。

 内部が全然見えないのでドアを開けるのにちょっと勇気が必要ですが、思い切ってガラガラと開けると目の前にテーブルが5つぐらい並んでいて、3組ぐらいのお客さんがいました。

 ちょっと薄暗い店内で、様々なものが雑然と置かれている雰囲気。「なるほど長い間営業している店だな」と納得しながら、応対してくれたおばちゃんに「一人です」と告げるとドア近くの席に座れとの事でした。

 落ち着いて周りを見回しますが、先客は日本人ではなくタイ人のようでした。日本語は聞こえてきません。

 シンハビールの小瓶を飲みながらメニューを検討。メニューの上の方に書いてあるものがお勧め料理だろうと勝手に判断して「ステーキ定食」を注文。焼き加減はミディアムレアを指定。

 出てきたステーキは結構おいしかったです。ただ周囲が暗いので写真撮影は無理だなと判断。ちょっと残念です。

 私が食べている間に、先客は次々と会計を済ませて退店。最後は私一人でビールを飲みながら黙々と食べ続けました。

 さて評価はどうかというと、味は良かったものの、店そのものがあまりに古くて、小ぎれいなレストランで優雅な食事という雰囲気にはほど遠いです。

 いわゆる日本の大衆食堂でしょうか。気楽にリーズナブルな食事をさっと食べておしまい、という食事方法に向いているような気がします。

 会計はビールを飲んでステーキを食べて340Bぐらいでしたから、値段は確かに安いです。ただ大衆食堂というイメージで考えれば妥当な値段かもしれません。

 安さ、おいしさのみにこだわって、屋根のあるレストランで食べたいという人に向いているのかもしれません。

 店を出たのが8時。ちょうど夜遊びが始まる頃合いの時間です。ビールを1本飲んで、「よっしゃあ、行くか〜!」という気になっています。



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