第2日目 ナナからパッポンへ 

 ホテルの部屋に戻ったのが2時半。とりあえず疲れを貯めないために、シャワーを浴びて昼寝。起きたら4時でした。

 ブログやホームページ作りをしていたら、あっという間に時間が過ぎて6時半。しかしお腹はあまり空いていません。昼間のカツ重が胃を重くしています。

 しかしず〜っと部屋にいることにも飽きてきたので、とりあえずMRTを使って、カウボーイに向かって出発。

 カウボーイの通り沿いに並んでいるビアバーに入ってみようかなと思っていましたが、時間的にもまだ早く、まだあまり盛り上がりを感じません。

 周囲を見ながら「こんなもんかな」と思ってぶらぶら歩いているうちに、反対側に抜けてしまったので、そのまま右折してアソーク駅へ。

 向かったのがナナ。食事をどうしようかと悩みつつナナプラザまで来ると、入り口近くのビアバーに一人だけ私の顔を覚えている子がいて、すぐに声をかけてきました。

 「数ヶ月ぶりに来たのに、よく覚えているなあ」と思いつつ、前回英語での片言会話が面白かったので、誘われるままに着席。

 ビールを飲みながらとりとめもない雑談。「いつ来た?」「いつまで?」「どこ行く?」なんていう話です。

 目の前を出勤途上の女の子たちが通り過ぎていくので、気になる子が通ると、思わずどこに行くのか身を乗り出して見てしまいます。

 ここには1時間近くいたような気がします。日本人のグループ連れが多数行き来するのも見えましたが、単独行動は少ないです。逆に欧米人は単独行動が多いように思います。

 私の顔を不思議そうに眺めながら通り過ぎていく日本人と思われるおじさんが一人いて、ちょっと気になりました。私はまったく記憶にないおじさんです。

 傍らの女の子が、「知り合い?」と聞いてきましたので、こちらを見ていたことははっきりしています。しかし理由が不明。ちょっと不気味な感じもしました。

 ビアバーを出て2階をぐるっと回ってみましたが、結局入り口からちょっと覗いただけで、そのまま再び来た道を戻り、電車でパッポンへ。

 パッポンは、コヨーティの多い店を選べばペイバーペイバーとうるさくないので、気分的にゆっくり飲めるような気がします。ただ周辺を歩いているお客さんは、圧倒的にナナの方が多そうです。

 やはり集客力と言う点で、ナナプラザと言う場所にゴーゴーやビアバーが集中し、さらにその周辺にいろいろなレストランがあるのが強みかなと思います。

 一方パッポン周辺の日本人比率はかなり低いようです。タニヤ近辺には多いようですが、パッポンまで来る人は少ないように思います。

 というわけで、今回もパッポンに向かう途中タニヤを歩いて、「たまには入ってみてもいいのでは」と自問自答していましたが、得体の知れない呼び込みのおじさんたちや、無理矢理声をかけて袖を引っ張るママさんたちに接すると、天邪鬼の私はかえって気が進まなくなります。

 通りに座っている女の子たちの容姿を見ると、たしかに美しく可愛らしい子が多いような気もしますが、薄暗がりですから、視力の悪い私にはよく見えていません。

 調べたところによれば、タニヤはセット料金の店も多く、600〜1000Bで飲めるみたいですが、ゴーゴーならそれよりもずっと安く飲め、しかもダンスを楽しめるんだから、コストパフォーマンスが違うなと内心考えています。

 で結局入店したのは「エレクトリックブルー」。いつもの女の子と話をして、ステージを眺めていましたが、一部のママさんの奢り強要がやはり鬱陶しく感じられるようになって来ました。

 この店を利用し始めた頃に、あまりのダンスの素晴らしさに、つい気を許してママさんにも奢ってしまったのが敗因だなと思っています。

 この客からは奢ってもらえ、チップももらえるという印象を植え付けてしまったようです。ちょっと反省です。

 というわけで、しばらく話をして、適当にビールを飲んでいましたが、この時点で隣の女の子が風邪をひいて体調不良なことが判明。

 喉が痛いらしく、時々咳が出て声も出にくそう。風邪には私も弱いので、申し訳ないなと思いつつ、次の仕事はいつかと言うことを確認して店を出ることに。

 ちょうどお腹も少し空いてきたので、すぐ横にあるフードランドで軽く食事をして、10時過ぎにホテルに戻りました。



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