第3日目 バタビンでえびす顔? 

 「山葵庵」を出て、さらに近くの漫画喫茶「KOTO」で読書?をしてきました。しかし何となく店の中に流れる怠惰な雰囲気が嫌になって、1時間ほどで退店。

 大通りに出て、タクシーで帰るつもりで地元の女性と共に大通りを横断。ここを横断しないとホテル方面とは逆方向になってしまいますが、片道2車線の大通りを横断するのはかなり勇気が要ります。

 しかし横断後は余裕でタクシーを捕まえでホテルに戻って昼寝。ただしこのタクシー、スクンビット通りとの交差点で左折。どうやらこの交差点は右折できないようで、また一つバンコク市街の不便さを勉強しました。

 まあこういったハプニングにも慣れましたし、よほどのことがない限り真昼間から初老のおじさんを怪しい場所に連れ込むようなタクシーはないだろうと判断。乗った瞬間に何も言っていないのにメーターで走ってくれていますから、そのあたりも安心できる根拠になっているような気がします。

 というわけで、タクシーはいったんエカマイ方面に向かいましたが、すぐにユーターンする場所があり、そこから無事ホテルに到着。60数Bだったと記憶していますが、80B支払って下車。(細かいお釣りまで硬貨でくれようとした良心的な運転手さんでした)

 その後は部屋で休憩。ブログ等を書いていたら雲行きが怪しくなり、雷。雨も降ってきたので、昼寝。起きたら6時近く。だいぶ疲れがたまっています。

 シャワーを浴びたりして、7時にカウボーイへ向かって出発。昼食をたっぷり食べたので、あまりお腹も空いていません。

 というわけで、久しぶりに「オールドダッチ」の店頭のテーブルに着席し、バカラやシャークへの客の入りを観察。

 食べ物はヤキトリ(サテ?)を頼みハイネケン。両方で280B。通りを眺めていると「バカラ」にはどんどんお客さんが入っていきます。

 ウエイトレスのお姉さんから、「もっと飲みますか」という誘いを受けましたが、「これからゴーゴーを覗くので、このぐらいで・・・」と丁寧にお断りをしてチェック。

 支払いを終え、その足ですぐに「バカラ」へ。店頭で「先に飲み物を買え」と言われるかと思いましたが、特にチェック無し。「不思議だな」と思いつつ、入り口から中を覗くと、8時過ぎなのに、すでに店はほぼ満席状態。びっくりです。

 チラッと覗いただけなので、2階が営業しているかどうかまでは分かりませんが、8時ぐらいでほぼ満席なのは、ちょっと異常に感じられます。

 私の場合は一緒に飲めれば良いぐらいの気持ちなので、さっさと諦めてお隣の「シャーク」へ。

 静かに飲みながらニコニコしていると、アピールしてくる子は大勢いました。しかしその目的は分かっているので、ダンスを楽しみつつ、適当に断って、再び地下鉄でパッポンへ向かいます。

 そういえばシャークで、勝手に横に座ってきた女の子が「どこから?」と聞いてきたので、「どこだと思う?」と問い返すと「シンガポール?」と言われびっくり。

 初めての経験ですが、シンガポール系の顔なのでしょうか?私は蒙古系だと思っていたんですが・・・。逆に言えばシンガポールからのお客さんもいるということですね。

 パッポンでは、すぐに「バダビン」に行きましたが、ここは楽しめました。みんなよく踊っている上に飲物を奢るだけで、気さくに私のようなおじさんとも遊んでくれます。

 早い話が、コヨーティのダンサーなのでペイバー、ペイバーと迫られることも少ないようです。

 というわけで、私もこの店では最初から腰を落ち着けてダンスを眺めるつもりでいたのですが、以前来たときに飲み物を奢って話をした子がいて、私を見つけるとすぐに寄ってきました。

 数ヶ月ぶりなのに、ちゃんと覚えているんだなとびっくりですが、前回は働き始めて間もないと言って、あまり派手なダンスは披露してくれなかったのですが、数ヶ月ぶりに会ったら、客をひきつけるダンスをすることを覚えたらしく、顔はにやけるばかりでした。

 さらに、しばらくすると、その子の友人という可愛らしい子が現れ、二人で私の両側に座ってくっついてきて、幸せな気分に。

 結局ここで1時間半ほどくつろいで、彼女たちへの飲み物代2杯ずつやチップを含めて1000数百Bを支払いました。私としてはかなり大きな出費ですが、楽しかったです。



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