第1日目 ナナプラザ

 再びシーロム通りに出て流しのタクシーを捕まえ、60Bでナナプラザへ。しかしシーロム方面からナナ方面にタクシーで戻るのは、右折や一方通行の関係で難しいみたいです。いったんBTSの下をくぐって、さらに運河を横断。

 その先を右折して、もう一度右折してソイ3から戻ってくるという不合理なルートでした。これも場所が分かっていないと不安になります。

 ナナプラザ入り口の両替所でレートを確かめると2740Bでした。両側のバービアに群がっている欧米人を見ながら、入り口右のエスカレーターで2階に上がり、マンダリンの勧誘をかわし「レインボー4」へ。

 入り口のカーテンの隙間から覗きましたが、なんかカンが働かず、そのまま奥の階段から1階に降りて左折。

 向かったのが奥の角にあるいつもの「レインボー2」。ここにも顔を知っているウエイトレスさんがいて、すぐに座席に案内。「やあやあ、また来たよ」という感じです。

 ゴーゴーですが、ダンサーの入れ替わりは激しいものを感じますが、ウエイトレスさんは余り変化がないように思えます。

 示された座席に座りステージを見ますが、私は目が悪いのでレインボー2の座席からは女の子の顔がよく見えません。

 ただ遠めに見て分かる範囲ですが、話しをしたいなと思える子の好みが段々と分かってきました。基本的に髪の色が黒で巻き毛等はなし。

 タトゥーも出来ればなし。顔は小さめ。目はぱっちりか切れ長。ただしこれは化粧でかなり誤魔化されますね。体型は妙にボテボテしていなければOK。後は実際に話しをしてみての雰囲気。実はこれが一番大事。

 ステージ上にいたときの雰囲気と、すぐ横で間近で見た時の顔や雰囲気が異なることも多いです。

 特に照明の具合で、ステージ上のほうが美しい子と、近くに来た方が美しい子の両方がいることが最近分かってきました。ただ、個人的には横に来たときのフィーリングを大事にして、会話等は二の次。

 もともと私がおしゃべり上手ではないので、会話は余り弾みません。もちろんタイ語は話せませんので、ますます会話は手詰まり。

 しょうがないので、いつも「旅の指さし会話帳」をバッグに入れて持ち歩いていますが、実際に使うことは稀です。

 そんな情けない状況でも、横にいるとそれだけで私には充分と思える子がいるから不思議です。俗に言う相性の良さですが、年齢的には親子以上に離れていることも多いです。

 その意味では相手がどう思っているのか気になるところですが、嫌で嫌でしょうがなければ近づいてくることもないだろうし、近づいてきたときの笑顔でなんとなくどう思っているかも分かるような気もします。

 (過去に、嫌々という訳ではないものの「呼ばれたからしょうがないので来た」という雰囲気を感じる子にも何回か会っています。

 そういった子は最初から座る位置がちょっと離れています。つまりあまり接触しない位置に座るということです。

 そんな子に無理矢理話しかけるのは馬鹿馬鹿しいし、もともと会話を得意としていないので疲れるだけです。従って、そういった雰囲気を感じたら、お互いのためにあっさりと店を出ることにしています)

 というわけで、いつものウエイトレスさんに「ハイネケン?」と尋ねられ、「そう」と答えて、すぐに持ってきてくれたビールを飲みながらステージを眺めていると、一人だけ私と目を合わせてニコニコしてくる子がいるのを発見。

 これも面白いのですが、お客さん同様、女の子たちも新しく店に入って来る客を瞬時に見分けているようです。

 というわけで、ここのところレインボー2では飲むだけだったのですが、「たまにはいいか」と思い呼んでみると、すごくいい子でした。

 話しが弾むというわけではないのですが、横にいれば満足という私好みの子で、この子としばらく一緒にいて満足してチップを渡しホテルへ。

 初日はパッポンでツーストライクをとられましたが、ナナでヒットを打てたかなという感じです。ただその後今回の旅行ではナナに行く機会がなかったので再度会えなかったのが残念です。



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