第6日目 泣く泣く?帰国

 前日酩酊状態でホテルに戻り、なんとか目覚ましを5時40分にセット。6時にチェックアウトできれば、6時半過ぎには空港についているだろうから、まあ8時10分の飛行機には間に合うだろうと言う計算です。

 しかしいつものように緊張感からか起きたのは5時10分。パジャマや洗面道具を大急ぎでスーツケースに詰め込み、ふと気がついたら財布の中に20B札がなく、ピローチップを置けない。

 しょうがないので、ちょっとだけフロントに出向いて両替。これでタクシーの細かい料金にも対応できます。

 5時50分に再度フロントに行きチェックアウト。「タクシーが必要ですか?」と聞かれたので、迷わず「メータータクシーをお願いします」と返答。

 ちなみにバンダラスイーツ周辺はそれほど交通量が多くないので、自分で流しのタクシーを捕まえるのは面倒だなと思っていました。

 ホテルに頼んでもすぐには来ないのではと思っていたのですが、案に相違して数分で到着。バッグをトランクに入れ「スワンナプーム空港」と再度運転手さんに告げると、なんと「500B」という返事。

 しかしホテルには「メータータクシーを」と告げていますので、「ノー、メータープリーズ」と告げると、すぐにメータースイッチオン。たぶん言ってみただけなのではと解釈。

 運転は比較的安全運転で好感が持てたので、「最初に500Bと言わなければ、もう少しチップも弾んだのに」と、ちょっと意地悪な気持ちになりました。

 ちなみに料金ですが、高速料金が25+50の75Bで、これはタクシーの車内で私が支払い。運賃が260Bだったので、すこしだけ同情して280Bを払いました。合計355Bとなり、だったら500Bでもいいのではと思う人もいるかもしれません。

 空港には6時半到着ですが、すでにかなり混雑。しかしさすがにJALで、エコノミーのチェックインでもほとんど待たされません。

 6時40分には手荷物検査。50分に出国審査と順調に進み、ここでいつもならチャイナのラウンジに行くのですが、今回はJALなので、出発ロービーの中の「マンゴツリー」と言う店で、「〜麺」という、よく分からないヌードルを注文。

 麺はお米の麺かなと思われる白い麺でさっぱりしています。麺好きの私には朝食としてちょうど良いぐらい。
バンコク〜成田 JAL便の機内食
 食べ終わって出発ゲートへ。しばらく待っていると搭乗開始。定刻どおりに離陸し、追い風となるので、帰りは6時間程度で成田へ。

 ちなみにこのとき私は中央列の通路側に座ったのですが、お隣がキャビンアテンダントの研修生?話はしなかったので良く分かりませんが、大変お行儀の良い女性たちで、空きのある席に座ったと言う雰囲気でした。

 また機内食は写真のようなカツカレーを選択しましたが、この味もなかなか良かったです。

 途中若干の揺れもありましたが、無事に成田到着。面白かったのは、成田空港でタラップを降りてバスに乗ったこと。

 ただタラップにはフードがかけられていて、タラップの上で迎えの客に手を振るなんてことはできない構造になっていました。

 その後滑走路内を送迎バスで移動しましたが、その際目の前を巨大な飛行機が横切っていき、あらためて飛行機の大きさを実感。

 一方であんなものが世界中で蚊トンボのように地球表面を地球規模で見れば限りなく低空飛行で飛び回っているんだろうなと想像して、なんだかすごく不思議な気がしました。

 さて以上で今回の旅行記は終了です。掲示板にも書きましたが、次はいつ行けるのかが悩みの種です。

 行けば行くほど行動範囲が広がり、夜の街に知り合いが増え、そういった人たちと会うのが楽しみになります。あまり社交的ではない私にとって、「また会ってみたい」と思う人が大勢いるバンコクは、実に不思議な吸引力を持つ都市です。



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