第1日目 プレジデント・ソリティア

 税関を通過し、人ごみの中を抜けエスカレーターで地下へ。このエスカレーターは階段ではなくスロープになっています。

 しかしスーツケースにストッパーがついていないので、手を離すとそのまま落ちていってしまいます。結構面倒です。

 ARLのチケット売り場に行く途中にも飲み物やさんのほかに両替所やマッサージやさんがあります。到着早々このマッサージやさんを利用する人がいるのだろうか?といつも不思議に思いながら通り過ぎています。

 ARLはマッカサン駅までチケット代が45B。日本円で170円ぐらい。「安いなあ」と思います。

 最初に行き先のボタンを押して、表示された金額を投入するシステムです。カチャンと言って出てくるのがプラスチックのコイン。お釣りがある場合は、5秒後ぐらいに思い出したように出てくるので、取り忘れそうになります。

 コインを持って、改札に向かいます。所定の場所にかざすとゲートが開くので通り抜けますが、そこからホームまでまたエスカレーターで下ります。

 ホームに出て、天井からぶら下がっている液晶画面を見ると、次の電車が来るまでの時間が表示されています。

 電車が到着してもすぐには乗れません。一度係りが車内を巡回してから乗車になりますが、この乗車のタイミングも結構いい加減です。

 乗ってしまえばマッカサン駅まで結構快調に走り20〜25分ぐらいでしょうか。階段を使って降りて改札を通り抜け、人の流れに沿って歩いていくと、自然に地下鉄MRTのペップリー駅入り口にたどり着きます。

 しかし今回私はブログにも書いたように、あえてソイ11に行くために地下鉄入り口近辺からタクシーを使ってみました。スクンビット通りからソイ11へは右折できないので、どうするんだろうと興味津々。

 たまたま近づいてきたタクシーの後ろのドアを開けて、「ナーナー ソイ11」と伝えると、運転手さん数秒考えて「OK」と頷きます。

 それを確認して乗り込むとすぐにメーター始動。しかしこのときは道が結構渋滞していて、乗ってから10mも動かないのにメーターだけは40Bを越してしまうという不経済。

 「まいったな」と思いつつじっと我慢をしていると、踏切を通り越してから徐々に流れるようになり、運転手さんは中央よりの車線へ。

 しばらく進むと前方の数台の車がすべて右へのウインカーを出し、渋滞の隙間を縫って強引に右折。私のタクシーもそれに続きます。

 その後ブログに書いたように、右左折を繰り返し、ソイ19、15、13と進み、ちょうどうまいことに「プレジデント・ソリティア」の前の道へ。

 見慣れた通りの情景を確認して、余裕を持って「こっちに行って」と指で指示。ホテル到着5時半。料金が70Bでした。

 早速チェックイン手続き。受付のお姉さんが「満室ですが、いつも利用しているもらっているのでグレードアップされて、プールに近い広い部屋になったけど良いか?」と聞いてきましたので、「プールに近いなら低層階で、ちょっと嫌だな」と感じたものの、「すごく広い部屋ですよ」という念押しに負けて「OK」。

 デポジットにカードを使って手続き終了。すぐにスーツケースを運んでくれる係りが現れて、「こちらです」と言われついていきます。

 部屋番号を見たら412となっていたので、「4階かあ」と思ったら、エレベーターで上がったのが1階のすぐ上のM階。ここは朝食レストランやプールのある階です。

 不思議そうな顔をしていると、「412はM階で降りるんです」と丁寧に教えてくれ、そのままスーツケースを持ってズンズンプールに向かいます

 「こりゃもしかしたらプール脇に部屋でもあるのか」と思っていたら、プールサイドを回り込んで、今までその存在をまったく知らなかった別棟へ。

 別棟入り口にもセキュリティのための鍵があり、ちょっとびっくり。中に入って、今度は階段で1つ上のフロアへ。

 すると踊り場があり、その両サイドにドアがあって、その一つが私の部屋番号になっていました。「ここです」と言われ、カードキーを使って部屋に入ると・・・とんでもなく広い部屋でしたが、その紹介は次ページへ。



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