「バスストップ」ですが、ソイ4沿いにカウンター席。その奥にテーブル席があります。大体いつもカウンター席に座るのですが、この日はちょっと空模様が怪しかったので、最初からテーブル席へ。
ちなみにカウンター席は椅子がやけに高い。しかも私は記録用にデジカメや小さなノート、さらにガイドブックを入れたショルダーバッグをいつも抱えていて、カウンター席だとこれの置き場所がない。
というわけで初めてテーブル席に陣取りましたが、ブログにも書いたように、注文をとるウエイトレスさんに笑顔がないのが残念。
初老の得体の知れないおじさんに笑顔を振りまいてもしょうがないとは思いますが、以前に較べてずいぶんビジネスライクになったなあと感じました。
ハイネケンを飲みながら待っていると、ビーフシチューが来ました。写真を撮影したのですが、暗いのでピンポケ。まあビーフシチューですから想像通りです。
味は良いと思いますが、やはりウエイトレスさんの挙動が気になる。「しょうがないから働いているんだ」という雰囲気を感じます。たまたま給仕をしてくれたウエイトレスさんの問題かもしれません。
今にも雨が降ってきそうで、風も吹き始めたので、ちょっと急いでナナプラザへ。この間ウエイトレスさんたちも雨模様を感じたのか、あちこちのテーブルや椅子に厚手のビニールを手早くかけていました。毎日やっているような動作ですから慣れています。
店を出てナナプラザ1階と2階をそれぞれ1周しましたが、まだ8時前で時間が早すぎました。
しょうがないので1階中央のビアバーで時間つぶし。ハイネケンが90Bでした。ここで30分ほど空模様や目の前を通り過ぎる出勤途中の子達を眺めながら時間つぶし。
幸いなことに激しい雨は降ってきませんでした。8時を少し過ぎたのでたまには新しい店に入ってみるかと思い、「ロンドンコーリング」という店へ。
初めて入った店ですが、照明が明るくて見やすい店でした。ただし、まだ時間が早くお客さんも少なかったせいか、入店直後からやけに手を振ってくる子が多くて、逆に困りました。
愛想がよいのは歓迎ですが、なんか下心が見え見えという感じです。カモが来たという感じでしょうか。
しかも年齢的にはレインボー系のゴーゴーとかなり開きがあり、化粧もきつい。どうやらゴーゴーの子達のようで、やがてダンス終了とともに近づいてくる子もいましたが、丁寧にお断り。
変わってステージ上がったのがコヨーティ。こちらは年齢的にも器量的にも、先ほどのグループとかなり違ってびっくり。「へえ〜」と思ったものの、この子達は客席へのアピールが皆無。
というか客席方面を見ようともしない。「こりゃ楽しい時間は過ごせそうもない」と思ったので30分弱で退散。
続いて、レインボー3へ。今日はいるかなと思った話の合う子がいない。やはり人気があるみたいです。いつも話しかけてくる、目のくりっとしたウエイトレスさんに飲み物を奢って、やはり30分ほどで撤退。
この分ではレインボー2に行っても似たようなもんだろうと思い、ナナは諦めて、いつものようにスクンビット通りまで歩き左折。ガソリンスタンドのちょっと先からタクシーでパッポンへ。60Bちょっとでした。
ピンクパンサー前で降りて、そのままフラフラと通りを歩きエレクトリックブルー前へ。いつものウエイトレスさんが、ビール?Bという看板を持って呼び込みをしていたので、私がいつも話をする子がいる?と聞いてみると「いない」と正直な返答。
「じゃあまた来るね」と店には入らず、そのままバダビン横の路地を通り、パッポン通りに出て右折。
この日は「キングキャッスル2」へ。ステージ右側のいつも座る場所に腰を落ち着けビール。するとすぐにいつも相手をしてくれる子がすばやく現れ、横に座り込んできます。
目はパッチリの丸顔で、体全体もちょっとふくよか。将来は肝っ玉母さん(古いですね。知っている人は分かると思います)になるような雰囲気の子です。
なぜか気に入られてしまい、この店に来るといつもこの子が来ます。ただ他の子を見てもあまり関心をひかないので、ちょうどよいのかなと言う気もします。
「儲かってるかい?」と片言の英語で聞くと、「全然駄目」と言って、わざわざ自分の財布を取り出して、空っぽになっているのを見せてくれる面白い子です。
どこまで本当かは分かりませんが、雰囲気としては、お客さんもそれほど多くないので、稼ぎもままならないのかもしれません。
だからこそ私のように飲んでおしゃべりして、ニコニコしていれば奢ってもらえるおじさんの相手が良いと思っているのかもしれません。
というわけで、この店で少しのんびりさせてもらって満足し10時半ごろホテルへ、11時就寝で4日目終了です。