第1日目 部屋の変更

 暑かった外気温に比べて、室内にはすでにエアコンが入っていて、汗が引いていきます。よく冷えているなと思いつつ、衣類を整理し、コンピュータ等を立ち上げた頃、「ポタッ」という音がどこからか聞こえてきます。

 「行った何の音だ」と音のする方向に歩いていくと、床がびしょびしょ。さらにカーペットの一部が洗濯機に入れたように濡れています。

 前の客が水でもこぼして、それを拭き取らずにクリーニングを終えたのかと疑っていると、すぐ上から水滴が「ポタッ!」。どうやらエアコンからにじみ出た水が、そのまま落下しているようです。

 「さてどうしたもんか?」別にその周辺を避けていれば宿泊できない部屋ではないのですが、このまま黙っていると、まるで私がカーペットを濡らしたことになりそうだと思い、とりあえずフロントに出向いて状況だけは説明しておこうと判断。

 こういうとき一人旅は多少ですが英語力が試されます。フロントのお姉さんに「My room ***」と部屋番号を告げ、その後「Water leaks from ceiling」と言うと、すぐに事情を理解した様子。(最初から分かっていたのではと若干の不信感もあり)

 「ちょっとそこで待っていてください」、とソファーを指差され待機。係りに電話をしているようでしたが、当然タイ語なので内容は不明。

 5分ほど待っていると、3階の304号室の鍵を渡され、「自分の荷物を持ってそこに移動し、4階の部屋の鍵をかけてフロントに戻して欲しい」と言われたので、「全部自分でやるのかよ」と思いつつ納得し、とりあえず最初の部屋に戻って、広げた荷物を再度収納

 新たに指定された3階の部屋へ。最初の部屋より少し広くなり、シャワーブース付き。外の騒音もまったく聞こえませんが、窓からのビューはまったくなし。(最初の4階の部屋も眺めはよく無かったです)

 再び部屋の様子を撮影し、衣類を整理しパソコンを立ち上げて一段落。4階の部屋の鍵を持ってフロントに出向き返却。ようやく落ち着きましたが、一連のホテル側の対応を見ていると、「申し訳無いことをした」という雰囲気は余り感じられず残念。

 フラマというブランド名を考えると、もうちょっとお詫びの気持ちや親切な対応が出来たのでは思いました。

 まあそれでも宿泊は2泊だけで、とりあえず問題なく部屋もチェンジできたので、「バンコクならこんなもんか」という感じで納得。



 新しい部屋の間取りですが、ちょっと横幅が広くなってしまいました。もっと縦に細長い部屋です。一番上が入り口になります。ベッドに右側に窓がありますが、建物しか見えません。



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