第2日目 プロムポンの「ヤマハ」へ

 「ロック・プラネット」から順番に奥に向かってみていくと、すぐ隣が「ヤマハ」。ただしこちらはヤマハのオーディオ機器の販売店で、楽器はなさそう。

 さらに河合楽器。こちらはピアノ専門店のようです。ピアノ教室という看板も出ていましたので、練習場所はあるようですが、ビジターに開放しているかどうかは不明。

 また当然ピアノの練習が主体になるのだろうと思い、入店もしませんでした。店内にお客さんはまったくなし。店員さんが2名、暇そうでした。

 その先にもいくつか楽器店がありましたが、ほとんどエレキギター系で、管楽器は見かけませんでした。残念。

 そのまま伊勢丹に向かい、いつもの紀伊国屋書店へ。書店内には数名の警備員さんがいつもウロウロしていて、さりげなく万引き等を見張っているようですが、私が歩いた後についてこられると、やはり不愉快。

 ショルダーバッグを下げているので怪しまれるのかもしれないなと思いましたが、これはここに置いてある各種のフリーペーパーを入れる目的もあります。

 日本語書籍の一角にフリーペーパーがいろいろ置かれていて、ここでDACOを初めとするいくつかの情報誌をバッグに入れます。

 次に前回の旅行で欲しかったものの、高くて買う気が起きなかったタイの全国地図を750Bで購入。

 この本は、日本で売られていればもっと安いのではと思って前回は買わなかったのですが、アマゾンあたりを探しても、まったく見つからず、結局現地で買うしかないと判断しました。

 緑色の表紙で「まるごとタイランド」という会社から出ている「まるごと指差しマップ タイ全国道路地図」というもので、本来はレンタカー等の移動で使うのかもしれません。

 私の場合は、単に地図を見て、バンコクと地方都市との位置関係を知りたかっただけです。飛行機に乗っているとき、上空から地上の景色を見て、地図と照らし合わせるのも面白そうです。

 というわけで、日本円なら2500円ぐらいする高価な地図を無事購入。時刻は11時半。昼食にはまだちょっと早い。というわけで、今度はプロムポンにあるヤマハ音楽教室に行ってみることにしました。

 再びBTSで28Bを払ってプロムポン下車。エンポリアムタワーというところにあるらしいのですが、入り口が分からずエンポリアムの中をウロウロ。

 結局歩きつかれて5階のスタバでアメリカンを頼んでちょっと休憩。しかしこの価格が80Bですから、およそ280円?結構高いと思うのですが、今は地元の人も普通に利用している感じです。

 休憩しながら改めて歩くバンコクの地図を見て、タワー棟は裏手にあって、そこへ行くためには、途中の連絡通路を通っていく必要があることを思い出しました。

 というわけで早速通路を探してタワー棟に行き9階へ。エレベーターを降りて右を見ると教室の看板が見えましたが、その内容が幼児っぽい。

 つまり現地の子供たちを相手にしている音楽教室だということが歴然。しかしここまで来て何も聞かずに帰るんではもったいないと思ったので、さらに近づくと、部屋の中からピアノを練習している音が聞こえます。

 こんな昼間から練習している人がいるんだと思いつつドアを開けると、目の前にカウンターがあって、可愛らしいお姉さんが一人店番。右手にはピアノが数台あって、その1台を使って若者が練習中。

 お姉さんの前に出向いて、試しに「日本語を話せますか」と英語で聞いてみると、「ダメ」という返事。

 そこで「英語ならどうですか?」と聞いてみると、これも「ダメ」。そんなんでヤマハというブランドの音楽教室の受け付けの用を成せるのかと思いましたが、ダメなものはダメです。

 お姉さんから、日本語が分かる人に電話連絡をしてみましょうか?というようなことをジェスチャーで言われましたが、スタジオで練習が出来るかどうかを聞きたかっただけなので遠慮しました。

 しょうがないので、ジェスチャーでパンフレットと伝えると、日本語で書かれた教室の説明書を持ってきてくれたので、これを熟読。

 先ず教室の内容ですが、パンフレットにはピアノとエレクトーンが主体のようなことが書かれていて、対象は幼児から大人まで。

 練習生として登録した人は、練習室を自由に使えると書いてありましたが、ビジターについては書かれていなかったので、無理なんだろうなと思いました。

 というわけで、どうも飛び込みで練習をさせてくれというのは無理な雰囲気。ただ日中スタジオが空いていることは確認できましたので、タイ語が堪能なら交渉できる可能性があるかもとは思いました。

 しかしこの時点ではそれ以上のことは分かりそうもなかったので、お姉さんにお礼を言って退室。というわけで昼時を過ぎていましたので昼食です。



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