第2日目 パタヤのゴーゴー(2)

 とりあえず、若くて可愛らしい子と話ができたことにちょっと気をよくして、再び表通りに出て、事前に調べた店の名前を思い出しながらふらふら歩いていると、「センセーションズ」という店を発見。

 呼び込みの女の子が5〜6人看板を持って立っています。その間を通り店内へ。入店してすぐに分かったのですが、ともかく音楽がうるさい。低音が響き渡っています。

 「こりゃまいったな」と思いつつ、促されるままに歩いていくと、奥に長いステージが二つあり、そこに両方合わせて40人ぐらいの子が踊っていました。ともかくものすごい人数でびっくり。

 容姿もきれい系、かわいい系、素朴系、やんちゃ系、その他様々で、事前に人気があると聞いていた店ですが、その理由が分かった気がします。

 「いやはや、音楽はうるさいけど、これは壮観だな」と思いつつ、しばらくステージを見ていると、暇そうで攻略しやすいおじさんだと思ったのか、やはり勝手に横に来て話し相手になってくれる子がいました。

 相手にとっては稼ぐためですが、私にとってはありがたいことです。ただこの子が教しえてくれたお出かけ料はかなり高額なもので、びっくりです。バカラやハッピーの倍近い値段でした。

 というわけで、適度に楽しんで次の店へ。ちょっとだけ折りたたんだ小さな地図を確認して、バンコクでおなじみになっている「エレクトリックブルー」に行ってみました。

 場所がちょっと分かりにくいですね。しかもバンコク同様?気の合いそうな子がほとんどいません。

 お店側もそういったことを配慮しているのか、もともとそういう方針なのかはよく分かりませんが、少し過激なサービスを意識しているようです。

 ちなみにパタヤでは、バンコクに比べると衣装が必要最小限だったり、非常に薄かったり、場合によっては何も着ないという子もいるようで、あまりに開放的なのも私にはちょっとばかり興醒めです。

 というわけで、「こりゃ厳しいな」と思って最後に懐かしい「スーパーガール」へ。路地の途中にある店で、男性の呼び込みさんが4〜5人、店の前にいます。その並びに同じような店が数軒ならんでいます。

 オレンジジュースを頼んで、疲労と酔いでぼ〜っとした頭でステージを眺めていると、ここでもまた勝手に横に来た子がいました。

 名前と番号を教えてもらいましたが、この日話をしたこの中では、一番愛想が良かったです。

 年齢的には親子以上の差がありますが、性格的に相性が良いということだと思います。この子と30分以上お話し。

 バンコクのゴーゴーで若い子と話す機会が増え、向こうは商売、こちらは好奇心で通い続けているわけですが、自分が「いいな」と思う子の好みが逆に、自分でだんだん分かってきました。

 また私自身が相性が良いなと思う子は、その子自身も私に対して少なくとも嫌な印象は持たないということも分かってきました。

 だからこそ、「あっこの子なら」とステージを見ているとき、視線が合うのかもしれません。不思議な感覚です。(もちろんその逆で視線を合わさない子もいます。当然ながらそういった子の方が多いような気もします)

 というわけで、飲み物を2杯奢って、とりあえずパタヤ初日のゴーゴー探索を終了。時刻は11時半。

 部屋に戻るとビアバーからの大騒音でびっくり。ここから前ページ冒頭の部屋チェンジの説明につながります。





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