第6日目 パッポン2を楽しむ

 食事を終えたのが8時ちょっと前。シーロムコンプレックス内に入り、エスカレーターで上に上がり、BTSの高架を利用して反対側のタニヤ通りへ。

 場合によってはタニヤのカラオケ店に入っても良いかなと思って歩いてみました。当然のようにあちこちから声がかかりますが、熱心なのは、得体のしれない変なおじさんとそれぞれの店のママさんと思われる人のみ。

 若く美しく着飾った女の子たちが多数通りに腰を下ろしていますが、半分ぐらいの子はスマホをいじっています。

 ママさんが有力な?客を捕まえて話を始めると、ようやくスマホから目が離れ客の方をちらっと見て、そこから先は態度が分かれます。

 「関係ないや」と思う子は、すぐにスマホに視線が戻り、愛想の良い子は客の視線をとらえて手を振って来たりします。このあたりはゴーゴーの子と似ています。

 通りを一往復してみましたが、コストパフォーマンスを考えたり、一人での利用という条件を考えると、やはりなかなか足が向きません。

 結局早い時間から安いビールが飲める、いつものエレクトリックブルーへ。当然ながら時間が早いせいか客がいません。女の子は結構いました。

 しかしビールを頼んで、ただ見ているだけなのに、5分もしないうちにママさんが寄って来て、チップとか何とか言っています。

 顔見知りなので言いやすいのかもしれませんが、あまりの態度に「あなたは何もしてないじゃない」というと、私の手を取って強引にマッサージをしようとしますが、当然拒否。

 拒否されると、今度は「帰りがけにチップをくれ」というジェスチャー。客がダンスを楽しんでもいない時点でこういったタカリに似た行為をするのは、バンコクのゴーゴーではこの店のこの人だけのような気がします。

 折角ステージで女の子がダンスを一生懸命踊っているのに、この人のこういう態度で不愉快になって店を出る人も多いと思います。これでは女の子も不愉快なのではないでしょうか。

 今回はあまりに態度が露骨だったので、これでしばらく私は「エレクトリックブルー」には行かないようにしようと思っています。

 結局30分ほどで店を出て、そのまま通りをスラウォン通り側に歩きピンクパンサーへ。ここの女の子はダンスのうまい子が多く、見ているだけで楽しめます。

 しかし自分から客の方に寄ってくる子は少ないです。かつて自分から寄ってくる子が何人かいましたが、その大半は飲み物への驕りだけが目当てで、客を楽しませようという態度が見えた子は少なかったです。

 つまり飲み物を飲んで、あとは何をするでもなく、「もう1杯」というだけ。客が拒否すると、「トイレ」とか「ダンス」と言っていなくなってしまいます。

 という事は、この店の場合は、客が「この子だ」と思った子を積極的に勧誘しないといけないということで、年齢的なハンデを感じている私は、だいたいダンスを眺めていることが多いです。

 この日も30分ほど眺めて、「まあいいか、こんなもんだろう」と、チェックして帰ろうとしたとき入り口付近に待機している子の中に好みの可愛らしい子を発見。

 思わず「あなたは可愛らしい。また明日来るからよろしくね」と言ってしまいました。ずいぶんと大胆なことを言うようになったもんだと酔った頭で考えていました。でも女の子も満更ではなかったようで、嬉しそうに手を振って見送ってくれました。

 最後にいつもの?バダビンへ。ここは経営者の男性やウェイトレスさん、ウェイターさん、すべてが顔なじみになってしまって、入りやすい店になりました。

 ここで少し散財。今回の旅行の二日目に話し相手になってくれたちょっとふくよかな明るい子と、以前から知っている顔立ちの美しい子に両側から迫られて、飲み物を奢って楽しく過ごさせてもらいました。

 バダビンは親しくなって、無茶な事をしない客だと分かってくると、むしろ女の子の方が積極的になって迫ってくる事が多いように感じています。

 ステージ上からも悩ましいポーズをとってアピールしてきたりしますので、それだけでも飲み物を奢る価値があると思えます。

 しかしちょっと風邪気味だなと感じたので10時半に終了。素直にホテルに戻って熟睡です。なおバダビンはフェイスブックで情報公開しているみたいですね。

 興味ある方は、ネットで検索してみるとよいと思います。写真がいっぱい出ています。ただ実際に行ってみると、該当の子はいなかったりします。

 ゴーゴーの勤務形態がどうなっているのか不明ですが、働きたいときだけ来て、さっと稼いであとは自由にと考えている女の子も多いのかもしれません。



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