第8日目 レモングラスで昼食  

 7時に起きていつもの朝食を終えブログ等を更新。いよいよ自由になる最終日で、明日は早朝から帰国となります。

 9時半にホテルを出発し、先ずはシーロムの酒屋さんで乏しくなったバーツを両替。さらにパッポン2にあるビラマーケットでお土産を購入

 途中ゴーゴー街を通り抜けますが、朝ですから当然営業していません。掃除をしている店はありました。

 マーケットに入り、スーパーのカゴを持って、チップス類、お茶、ナッツ類を適当に600Bほど購入。体積だけが大きくなり持ち歩くのがたいへんなので、いったんホテルへ。

 荷物を部屋に置いて、すぐに再出発。今度はアソークのターミナル21へ行き「David Bakery」という店でコーヒーブレーク。85Bでした。

 ここで初めてターミナル21のフリーwifiを体験。入口近くの案内所で、「インターネットプリーズ」と言うと、「パスポートを見せてください」と言われ、その後パスワードの書かれた紙をもらいました。

 コーヒーを飲みながら、ちょっとネットを確認して、昼になったのでプロムポン駅へ。ここに「レモングラス」という有名なタイ料理レストランがあります。

 プロムポン駅の4番出口を出て、ソイ24を100mほど歩くと、左側に1軒家を改装したような感じのお店がありました。

 しかし猛暑のせいか12時半の昼時だというのに、あたりに人影は少なく、店の中で食事をしているお客さんの姿も見えません。

 ちょっとばかり嫌な予感がして、いったんは駅方面に戻りかけたのですが、10mほど戻って、「いや待てよ、ここに代わる店を考えていないぞ」と思い直し、再び戻って思い切って入店。

 入り口を入ると、客が一組食事中。あとは誰もいない。男性ウェイターさんが3人ほど待ち構えていて、そのうちの一人に、店の奥の方へ案内されました。当然ながら奥の方にも客は皆無。

 「やっぱり失敗したかな」と思いつつメニューをもらい、注文したのが豚肉と豆腐と野菜の炒めもの220Bにご飯、これがなんと60B、そしてビール110B。全体的に妙に高い!

 まあ高級タイ料理レストランなんだろうと、とりあえず善意に解釈。窓からは、ミニ植物園みたいな庭が見えていて、まあそこそこ高級感を醸し出しています。

 しかしここからが予想通りというか、がっかりの連続。中年のベテランと思われる男性ウェイターさんです。先ずナプキン。テーブル上に投げ出すように置きます。その横にガチャンとナイフやフォークを置きます。きれいに並べようという気はさらさらない。

 物腰は慇懃無礼というのでしょうか。丁寧だけど、笑顔は全くなく、なんかいやおうなしに働いているように見えます。

 さらにビールをドンと音が出るように置いて、あとは勝手にどうぞという感じ。不愉快な気持ちを抱きつつ5分ほど待っていると、以下のような料理が出てきました。

レモングラスで食べた「豚肉と豆腐、野菜の炒め物」

 味は確かにそこそこよかったです。しかしこのぐらいならオープンエアの食堂で150Bぐらいで食べられそうな気もします。何よりウェイターさんの態度が、味にまで影響しています。 

 高級タイ料理レストランで、値段もそれなりで、店構えも風格がありました。しかしたまたまだったのかもしれませんが、今回の旅行では最悪のレストランという印象になりました。

 今後「ここはおいしい」という評判を聞いても、私はしばらくは利用しないと思います。ちなみにネットの評判はかなり良い店ですから、本当にたまたまだったのだと思います。



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