キングキャッスル1

 食後はシーロムコンプレックスを出て、高架を使ってパッポン側に横断し、パッポン1に入りキングキャッスル1へ。

 途中の歩道に出店がなくなり、かなり歩きやすくなっていました。店の前で顔見知りのママさんに挨拶し、そのまま入って左側の席に座り、ジュースを頼みステージをぼ〜っと見上げます。

 ただし今年はアルコールは一切飲んでいないので、記憶が鮮明になりました。もう1点。私の目は近視と乱視と老眼の入り混じった複雑な視力なので、春先に視力1.0が出るような眼鏡を新調。

 普段かけるとあまりに周囲が鮮明に見えすぎてクラクラすることもあるのですが、こういったステージを見るときは大活躍。

 これまで視力0.6ぐらいの眼鏡を使っていたので、美しい子だと思って近くに呼んでみたら、予想と全然違っていたということが何回もありました。

 今回はそういった愚行?を廃止すべく、店内では新調した眼鏡をかけていたのですが、この威力は大きいですね。遠くまで実によく見えます。

 ただしソフトドリンクをオーダーするときのメニューの字はほとんど見えません。その場合は老眼専用の眼鏡に架け替えですので状況に合わせて三つの眼鏡を使い分けています。。

 ともあれ、飲み物代だけの安い料金で、若くて可愛らしい子が踊っている光景を見ることが出来るのはバンコクならではの景色だろうなと思っています。

 ステージ上には20人ぐらいの子がいましたが、しばらく見ていたら見覚えのある子がこちら向きになり、手を振ってきます。

 最初は「あれ?どこかで会ったかな」と思っていたのですが、記憶を探ったら昨年の旅行でいろいろと話をした子でした。少しやせましたね。

 若くて、きれいというより茶目っ気のある可愛らしいという感じの子で、あえて言えば昔懐かしい不二家のペコちゃんという感じでしょうか。(古いですね。知っている人は少ないかもしれません)

 そばに来て、隣でいつも明るくケラケラ笑っているので、口下手な私には相性が良いなと感じます。

 この子は、ナナのレインボー系のように、横に来るとすぐ「飲み物を奢れ」というようなこともなく、しばらく横にいて、少し頃合いを見てから遠慮しながら「飲み物」と言ってくるので、それも私好みです。

 それにしても向こうの方がはるかに多数のお客を相手にしているはずですが、1年以上前に飲み物を奢っただけの客の顔をよく覚えているなと驚きです。

 ただし、この子に言わせると、私の顔はどうやら覚えやすい特徴があるらしいです。

 ちなみにキングキャッスル1は、この界隈では断トツの人気店だと思われます。ステージ上にいる子たちも割と愛想がいいですね。

 ちゃんと客の方を見て、視線が合うと自然に微笑んだり手を振ってきたりします。ただし当たり前ですが、怖い顔で睨むようにステージを見ているとだめですね。真剣に食い入るように見つめるのもだめみたい。

 要するにリラックスして、楽しそうに踊っているなと思って見ていれば自然に顔もほころび、女の子たちもそれに応えようと努力するようです。

 その後バダビンにも行ってみました。しかしこちらは店全体の活気が失われていてびっくり。なんか雰囲気変わったなと思いました。

 ステージを眺めていても、以前のような活気のあるダンスを披露する子もいないので、いくらリラックスして見ていても面白みがありません。



トップページヘ 2017年11月の旅行 レインボー4