チャイナエアラインの機内食

 9時25分、定刻の5分ほど前に乗客が全員揃ったのか、ドアが閉まりゲートからバック。しかし成田空港の場合そこからが長い。

 通常でも空港内を15分ぐらい動き回ることが多いです。この日は結局9時55分ぐらいに、一気にエンジンを吹かして離陸。

 滑走路上でエンジンの出力が上がり甲高い音になる「キュイーン」という音を聞いて、しばらくするとブレーキが外され一気に加速。この時の「行くぞ!」という感覚がいいですね。

 滑走路上をしばらくガタガタと走り、やがて機首が持ち上がり、さらに後方から聞こえていたタイヤと滑走路の接触音も聞こえなくなり、機体が斜め上方に上昇。

 旅慣れた人には当たり前だと思われますが、私は毎度この瞬間に「よっしゃー今日も順調だ〜」と旅行への期待が高まるのを感じます。

 眼下に成田空港やら、成田周辺の街並みがちらっと見えますが、通路側の席を選択しているので、実はあまりよく見えません。

 しばらくすると天気にもよりますが、雲が多いとすぐに地上の景色は見えなくなります。しかし、この日は三浦半島先端の城ヶ島あたりが良く見えました。

 やがて上昇の勢いがなくなり、機が水平方向に移動を始めると共にベルト着用サインが消えます。しかし「ベルト着用サインが消えても、座席についているときはベルトの使用をお願いします」というお決まりのアナウンスが流れます。

 それとともに機内食の配布が始まります。ビジネスクラスの場合は、先ずはテーブルを座席脇から取り出し、その上に薄黄色のテーブルクロスがかけられます。

 続いて、機内食選択時に選んだ飲み物の配布。飲み物を飲んでいると最初に前菜。食べ終わるころを見計らってメインの食事の配布。

 私はビーフのフィレステーキを選択していましたが、ビーフの付け合わせのサラダがなくなってしまったということで、和食の副菜に変更。

 しかしそうは言われたもの、本来の副菜はどんなものなのか良く分かりませんでした。チャイナの和食は結構おいしいですね。かえって良かったかも。メインの肉は、ちょうどよい具合に焼けていました。味も良かったです。(一口食べて撮影)

チャイナエアラインの機内食 ビーフフィレ

 食べながら、映画の視聴。最新のブレードランナーを見ましたが、やはり第1作目同様分かりにくい映画だなと感じました。最後にデザートの果物とハーゲンダッツのアイスクリームで食事が終了。

チャイナエアラインの機内食 デザート

 というわけで、定刻より僅かに遅れて無事台北に到着です。



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