昼食はタワーに併設されたインド系のレストラン(たぶん店名は「Moghul Mahall」)で食べましたが、どうやら知らずに頼んだのがマレーシア料理で有名な「ナシゴレン」だったようです。
ライムジュースをつけて27Rぐらい。「こりゃオムライスだな」を思って食べていましたが、なんか薄味だったので飽きる味です。
しかし問題はそこからの帰り。私はタワー周辺にフリーのタクシーがまた待機しているんだろうと思っていましたが、見つからず。
ちょっと丘から降りていくと、観光バスの駐車場みたいな場所もありましたが、通常のバスが来るのかどうかが不明。
(後でわかったことですが、GoKLという無料の観光バスがあったようです)というわけで、延々と(500mぐらい?)丘を徒歩で降りて幹線道路へ。
その場所で「どうしたもんかな」と周囲と地図を見くらべていたら、GoKLという無料のバスの停留所を発見。そこで10分ほど待っていたらバスが来たので乗車。そこからブキビンタンまで1kmぐらい。
というわけで、ようやく分かってきたのですが、クアラルンプールの観光はこのGoKLという無料バスの利用が実に便利。
最初からこれを乗りこなせるように行き先を工夫すれば、市街の観光地はどこへでも無料で行けます。
ホテルに戻ってブログを更新し、疲労困憊で昼寝。子守歌は雷鳴。起きたのが5時半。再び夕食をどうするか悩んで、まずはアロー通りを往復。
しかし土曜のせいか、歩いている人がひじょうに多く、何となく落ち着きません。また似たような料理ばっかりで、ちょっと食傷気味。
というわけでアロー通りは諦めて再びホテル方面に戻り、途中の伊勢丹とLOT10と呼ばれる建物のレストラン街で和食の店を物色。
しかし確かに和食の店なのですが、胃腸が疲れていたのかあまり食欲がわかず、料理も和食もどきの料理に見えてしまい、結局断念。
「ええい、面倒だ」と思ったので、ホテルに併設されている高級和食レストラン「Kurata」へ。入り口でメニューを見て、「鉄火丼」を注文。これにウーロン茶をつけました。
この店はトリップアドバイザー等でも高評価の店でした。ただ値段がどうなんだろう?と、ちょっと恐る恐るといった感じで入店です。
入ると「いらっしゃいませ」という日本語の挨拶があったような。高級感が漂う品の良い店で、客は私以外に2組だけ。
静かな雰囲気で、落ち着いています。席に座って入り口で決めた通りの料理を注文。両者で値段が50R。
しかしここは正解でした。非常においしいマグロの赤身に出会えました。高いせいかお客さんも品の良い人で、静かに会話をしている様子。落ち着いて食べることができ、今回のクアラルンプール旅行では一番良かったです。
写真を撮りたいなと思ったのですが、ちょっと照明が暗めだったことと、雰囲気的に撮影はなじまないなと思ったので断念。今思うと、おいしかっただけに、ちょっともったいないことをしました。