第8日目 チェックインで大汗

 今回初めて旅行中に別の国へ行くということを体験しましたが、まあ何とかなるもんだという自信にはつながりました。

 しかし初めて利用したエアアジアの印象はちょっと悪いです。安いものにはそれなりのハンデがあるということですが、日本からの利用ならともかく、海外で利用すると、空港で様々な説明を英文で読まなくてはいけないというのが面倒です。

 というわけで、昨日のエアアジア搭乗機です。ホテルをチェックアウトしたのは9時半。出る前に入念に室内をチェック。

 かつてバンコクからの帰国で、買ったお土産を冷蔵庫に入れたまま帰国するという大失敗をした経験があるので、それ以来、忘れ物には神経を使うようになりました。

 続いて窓からの景色を撮影。きれいな青空でした。左側の茶色の大きな建物が「タイムズ・スクエア」で、その右側がモノレールの線路です。

パークロイヤルの部屋からの景色

 空港への交通手段は、鉄道利用が安くて早いようですが、慣れない街で乗り換え等で迷うと疲れるし、時間も気になるので、結局タクシーを利用しようと決断。

 フロントでチェックアウトをすると手続きはあっという間に終了。スーツケースを持ってホテル前のタクシーブースでタクシーを依頼。

 その場にいたおじさんに聞いてみると、空港まで150Rということでした。来る時よりも高いなと思いましたが、私の前に並んでいたおじさんも150Rを払っていましたので、安全代として支払い。

 すぐに表れた青いタクシーの運転手さんに「KLIA2エアポート」と告げると「エアアジア?」と聞かれ「イエス」と答えて乗車。乗ってみると、安全運転で高速も追い越す時だけ110kmぐらい、通常は100km前後でした。

 空港まで1時間弱だったと思います。しかしここからが面倒。今回クアラルンプール国際空港の内部やチェックイン手続きの下調べはほとんどしなかったので、あちこちで右往左往。

 まず空港内に入って、目の前にあった電光掲示板でチェックインの場所を確認。「V」というカウンターだということが分かりましたが、そもそも出発ロビーが見あたらないので、「V」がどこなのかも全然わかりません。

 しょうがないので人の流れを見て奥の方に進んでようやく発見。ところが通常のカウンターによるチェックインではなく、すべてが機械で自動化されて係員さんがほとんどいません。

 つまり手続きはすべて自分でやってくださいということで、20台ぐらい並んでいたコンビニのATMのような機械の1台に近づき、英語でチェックイン開始。ところが何度やってもエラー表示。アシストしてくれる人も見当たりません。

 3回目ぐらいに画面の一部に「日本語表示」というコマンドを発見し、これでうまくいくぞと思ったのですが、やはりエラー。

 「これはいかん、少し落ち着け」と自分に言い聞かせ、気が付いたのが「もしかしたらネットでチェックイン済みなのでは」と思い、試しにチェックインではなく「搭乗券の再印刷」というコマンドを選択すると、ようやく先に進めました。

 次はスーツケースにつける長いテープのようなバンド?の印刷ですが、またしてもエラー。だんだん腹が立ってきて、ようやく見つけた係員さんに搭乗券を見せると、哀れに思ったのか、この係員さんが代わりに手続きを進めてくれ、バンドを持ってきてくれました。

 これをスーツケースの取っ手につけて、今度はスーツケースの預かりですが、これもなんと自動化。すぐ近くの職員が誰もいないバッゲージのカウンターに行き、いつものチェックインのように、所定のベルトの上にスーツケースをのせ、先ほどのバンドのバーコードを、ハンディタイプの読み取り機を使って自分で読み取らせます

 最後まで進むとスーツケースはベルトに乗せられて奥の方へ。ついにチェックイン終了。このあたりのやり方は英語と図で示されていたと思いますが、自分だけでやるのは結構不安でした。



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