パッポン徘徊

 食後はホテルを出て、そのままMRTでシーロム駅に行きいつものパッポンへ。

 最初に「バダビン」に行きましたが、やはりお客さんが少ない。いつもお世話になっているウェイトレスさんには歓迎されましたが、お客さんが少ないので手持ち無沙汰の様子です。

 ステージを見ながら活気がない理由を考えてみましたが、以前より活発なダンスをする子が減ったなという印象。また年齢層も高くなったように見えました。

 ゴーゴー好きの人たちは、若い子が元気に踊る姿を楽しみにしている人もいるはずで、渋い大人の雰囲気は感じますが、のりが良くキャピキャピしているような子が減ったなという印象です。

 その上、こちらを見て微笑んでくる子も以前より減ってしまい、要するにステージを見て面白いなと感じることがなくなったということで、そうなると客さんもそういった雰囲気を感じて足が遠のくのかなという印象です。

 というわけで、ジュース代140Bとチップを残して、この日は昨晩に引き続き「キングキャッスル2」へ。

 バダビンに比べると比較にならないぐらい店内は盛況。入り口を入って左側のちょっと見にくい席しか空いてなく、そこに着席。

 店内は縦長なので、ここに座ると正面の4〜5人しか見ることができません。「こりゃまいったな」と思いつつ、持参した遠距離用の眼鏡に掛け替えてステージを見ていると・・・。

 突然、隣に座った私と同年代の男性から「日本人の方ですか?」と尋ねられ、「そうです」と答えると、もしかすると「・・・・さんですか?」と名前を言われびっくり。

 なんといつも書いているタイブログ「一人で彷徨うバンコクあれこれ」の読者の方だと自己紹介され、さらにびっくり。いろいろと参考になるお話をさせていただきました。

 お話の途中で、昨晩「飲み物はどう?」と言ってきた美しい子が、今日もこちらをちらちら見ているので、試しに話をしてみましたが、立て続けにビールを2杯飲んで、さらに「もう1杯」と言われたので、顔立ちは美しい子でしたが、しっかりと拒否。

 すると「トイレ」というレインボー系の言い訳を言って去っていきました。やはり昨晩のこの子に対する私の印象は正しかったんだなと確信です。

 というわけで、それを機会に読者の方と意気投合して今度は「ピンクパンサー」へ。

 こちらも混んでいましたが、昨晩ほどではありませんでした。周辺を見回していたら、すぐ近くのステージの二人組と目が合いにっこり。

 客の方が二人連れで仲良く笑いながらいろいろしゃべっていると、女の子の方もとっつきやすいのかなという印象です。

 一人だとどうしても手持ち無沙汰で、つい真剣に食い入るように怖い顔でステージを見つめてしまったり、意識せずに腕を組んでみていることがありますが、これはステージ側からすると印象が悪そう。

 当然ながらこの子たちはダンス終了後すぐに隣へ。性格も良い子で、片言ながら会話も楽しめました。

 しばらくのんびりしていたら、11時のボクシングが始まる時刻が近づいたので退店。ここで読者の方とお別れしましたが、明日はカウボーイで会いましょうという約束をしました。

 その後私はしつこく単独で「キングキャッスル1」へ。ここでぼ〜っとステージを眺めていたら、こんどは以前楽しく会話を交わした子がダンス交代時に私を見つけすぐに横に来ました。

 「こりや奇遇だ」とつい話し込んでしまいましたが、気が付けば11時45分。電車がなくなる。そう思って慌てて会計。急ぎ足でシーロム駅に行きましたが、券売機手前でお姉さんから「今日はおしまい」という宣告。

 しょうがないので、再びタニヤ方面に歩いて、途中で待機しているトゥクトゥクの運転手さんに「エータスルンピニを知っているかい」と声をかけると、「分かるから乗れ乗れ」と言います。

 しかし料金が不明なので「いくら?」と聞くと、逆に「いくら払うつもりだ?」と聞かれびっくり。「安いかな?」と思いつつ「100B」というと「OK」という返事。乗り込むとものすごいスピードでラマ4世通りを驀進して、最後にユーターン。あっという間にホテル着。

 「タクシーより便利で安いな」と思いつつ、シャワーを浴びて就寝です。



ワットサケットへ


2018年7月の旅行


トップページヘ