ウォーキングストリート

 食事を終えたのが8時ちょっと前。会計を済ませてウォーキングストリートへ。早くも激しいロックが聞こえてきます。

 そのうるさいロックをまったく気にしないで、バンドのそばでビールを飲んでいる欧米人多数。聴覚が少しおかしいのではと感じてしまいます。

 多数の人の動きを予測しながら、テレビゲームのように人を避けて歩き、奥に進んでいきます。歩きながら「どこの店に行こうかな」と考えていたのですが、こういう時は人気店だろうと思いバカラへ。

 パタヤのバカラはバンコクのソイカウボーイのバカラよりは入りやすいなと感じます。ソイカウボーイの店は、人気店故、入り口で飲み物を買わないと入れないという制約があるからかもしれません。

 カーテンをくぐって中に入ると、すでにお客さんは8分の入りで、ステージ上はさすがに美しい子が多い。

 「うへえ、さすがバカラは壮観だな」と思いつつ、注文したスプライトを飲みながらボ〜っと見ていると、一人だけ私のほうを見てほほ笑んでくれた子がいました。
 
 ちょうどダンスの時間が終わる直前で、ステージから降りてくるとそのまま横に来ました。飲み物をおごって、ちょっとお話。

 しかし若き美女と貧相なシニアでは、たとえ日本語であっても話はなかなか通じません。ましてや私はタイ語は全くダメ。

 相手の子も英語はほとんどダメとくれば、10数分で話は尽きてしまいます。話の旨い人ならさらにうまく話題を提供するのだと思いますが、日ごろから無口な私には苦手なシチュエーションです。

 基本的にはそういった子が横にいてくれればよい、というのが私のスタンスですが、それだと相手も間が持たないようですね。

 というわけで、30分ほどでチップを渡して退店。時刻は8時半。「まだまだ遊べるな」と思いながら、昨日の印象が良かったハッピーへ。


 再度店の規模を確認しましたが、やはり店はかなり大きくなっていました。正面ステージだけでなく、左右にも新しくサブのステージが出来ていて、一度に踊っている人数が全体で40人ぐらい?

 これがどんどん入れ替わるので、総勢100人前後?ちょっと想像がつきません。ただ贅沢ですが、話をしたいなという子には巡り合わず。

 最初にバカラを見てしまったので、どうしても容姿の点が気になることは間違いなさそうです。というわけで、店を出て今度はLKメトロへ。


 ソンテウに乗って、アレカロッジに向かうアーケードのあたりで下車。昨晩と同じようにステーキハウスの間を抜け、ビアバーの脇を通り、アレカロッジを右に見てその先を左折。

 ウォーキングストリートの喧騒に比べると、一気に静かでレトロな雰囲気になりますね。個人的にはこちらのほうが、バンコクのパッポン2に似ていて落ち着きます。

 道の途中で勧誘している女の子を見ながらぶらりぶらりと歩いていきますが、こちらは距離も短い。すぐにソイブッカオ側に出てしまいます。

 というわけで、事前の情報を調べもせず入ったのが「パラダイス」という店。客の入りは半分ぐらい。ステージ上のダンサーは10人弱でちょっと寂しい感じ。


 「こりゃだめか」と思っていたら、目の前で待機していた子がアピール。見ると割と気が合いそう。

 というわけでこの子とじっくりお話。時間的には1時間以上いた計算になります。素直な良い子でした。

 「一緒にどこかへ」という強烈な勧誘もありましたが、そこまでするつもりはないので、「明日また来るから」と苦しい言い訳をしてホテルに戻りました。

 部屋に戻ったのが11時半で、パジャマに着替えてベッドに潜り込んで、あっという間に夢の中です。



セントラルマリーナへ


2019年3月の旅行


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