ターペー門を見学

 ホテルを出る時フロントのお姉さんに「ターペー門に行きたいんだけど、どう行けばいい?」と質問。すると道順を丁寧に教えてくれながら、傍らにあった地図を渡してくれ、それを見ながら説明。



 なるほど大まかに考えて右の方に行けばいいんだなと思いつつホテルを出ようとすると、「これから雨が降ってきそうだから、傘を持って行った方が良いよ」とのアドバイス。

 こういったさりげない親切心がうれしいですね。ただそういうこともあろうかと、日本から折り畳み傘を持参し、既にショルダーバッグの中に入れていました。

 というわけで、「それなら持ってます。ありがとう」とお姉さんに伝えて出発。ちなみにスマホを持っているわけですから、グーグルマップを見ながら移動すればよかったんだなとあとで気が付きました。

 しかし機械に頼るより、人と人とのコミュニケーションの方が旅行としては面白いです。


 ホテルをでて右折。ターペー門までは600mぐらい。周りをきょろきょろ見ながら道を歩きます。時折バイクや車が傍らを通り過ぎていきますが、バンコク市街よりも歩きやすいなと感じました。

 傍らに展開するお店も庶民的な店が多く、日本の昔ながら商店街を歩いている感じ。


 「たぶんこっちの方だろう」と思いながら歩いていると、事前にグーグルストリートビューで見ていた城壁の景色が見えてきました。

 「ここかあ」と思って城壁を通過しましたが、なんか雰囲気が違う。慌てて地図を確認すると、どうやらターペー門よりもう少し南側に位置する門だったようです。

 というわけで、水辺を北に向かって数分歩いてなんとかターペー門に到着。

水辺をターペー門に向かって歩く

 ターペー門前の広場に出ると、大勢の観光客とともにハトが多数いて観光客の多くは近くで売っている餌を撒いて楽しんでいました。

ターペー門前の広場

 その様子を見ながらレンガ造りの門を見上げて、まあよく作ったもんだなと思いましたが、それだけ周辺諸国からの紛争が切迫していたんですね。

ターペー門

 門の周りには水路があるので、日本の城と同じ発想だなと思いました。ただ門そのものはそこにあるだけで、観光名所と言ってもそれほど面白みはない場所です。

 10分ほど周辺をフラフラして、ターペー門から中心部に向かって歩いてみることにしました。すると驚いたことに50〜100mごとに、事前に調べたお寺以外のお寺が多数道沿いに建っていることを発見。

 チェンマイ市街にはお寺が多いということは事前に調べて分かっていたつもりですが、これほど多いとは思っていませんでした。



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2019年8月の旅行


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