ワット ウモーンの池

 洞窟前を通過して進んでいくと右手に仏塔に上がる階段があり、その両脇にこれまた古そうなナーガ神。この階段を上がって仏塔に行けば、どうやら洞窟を見学する拝観料を払う必要もなさそうです。

 改めてナーガ神をしげしげと眺めると、結構勇ましい顔つきをしていたのでアップで1枚。



 この像を見て、さらに進んでいくと何やら大きな池があって、観光客が数名、池に向かって何かを投げています。「これが噂の・・・」と思って近づくと、池の上にかかる通路の上に多数のハト

ワットウモーンの池

 池の手前左側に小さな小屋があって、そこに餌が売られていました。ただしそこにはハトには上げるな、魚のみといったような但し書きがありました。

 しかし山ほどいるハトは、観光客が魚に向かって投げる餌を虎視眈々と狙っている様子。「へえ〜」と思いながら私も餌を購入。代金は10Bで、すぐそばの大きな容器に代金を入れるシステム。係員はいません。

 入れられた硬貨もむき出しになっていて、盗る気があればそのまま盗れそう。とはいえ仮にも寺院内ですから、そんなことはできません。5B硬貨を2枚入れて、餌の袋を一つもらいました。

 それを持って池に近づくと、餌の匂いか袋が分かるのか、何やらハトくんたちの動きが活発に。池に撒こうと餌を取り出すと、数羽のハトが飛んできて、その手の上に乗っかります。

 注意書きがあったので、その手を邪険に振り払い、餌を池の水面に撒くと、あっという間に水面に鯉ではなく、なんと体長50cm以上の巨大ナマズがうじゃうじゃ。まさに湧き出てくるという感じ。

 「これやすごいや」と思いながら、全く違う場所に餌を撒くとそこにもうじゃうじゃ。とにかく魚も半狂乱状態。ハト君たちも、何とかこぼれ落ちる餌にありつこうと必死。

 ある意味壮絶な戦いです。ちなみにナマズ君の写真も撮ろうと思ったのですが、何せ水面でバシャバシャやっているだけなので、うまく撮影できませんでした。

 というわけで、ワットウモーンの見学を終了。他にも見所はいくつかあったようですが、次回以降の課題にしようかと思っています。
 




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