アメックス「スカイ・トラベラーカード」

 2013年2月、ここのところ毎年のように海外に行くようになり、マイレージの特典航空券が欲しいなあと思っていたところ、ネットの広告にアメックスの「スカイトラベラーカード」というのが出てしましたので、詳細を見てみました。

 特徴を宣伝するわけではありませんが、特定の航空会社を1社指定して、そこから航空券を購入すると、その時はカードのポイントが100円で3ポイントになり、それが航空会社のマイレージポイントにそのまま1ポイント1マイルで換算できるという優れものです。(現在特定の1社という規定はなくなり、20社に増加。さらに使いやすくなりました)

 現在の私の海外利用は主にハワイとバンコクですので、この両者に共通するのは日系のJALかANA、米系のデルタ、台湾のチャイナエアラインです。

 最近この中で主に使っているのはチャイナ。過去に事故を起こし補償金額の問題で色々もめた会社ですが、そのせいか料金が安く、利用しやすいです。

 またJALは倒産騒ぎ以来、なんだかマイレージが貯めにくいと感じているので、楽天のカードではANA、このアメックスのカードでチャイナと使い分けてみようかと考え、とりあえず申請してみました。

 実は以前ANAのゴールドカードに申し込んだことがあるのですが、勤続年数や年収欄で、その時は非常勤講師の収入のみで、1年契約となっていて、年収もそれなりだったためか、正直に申告したら×の返事で、今の就業形態じゃ駄目なんだとちょっと落ち込みました。

 しかしこのカードが出たことで、前回落ちて良かったと思うようになりました。ものは考えようです。

 今回は申請欄に資産(家屋や預貯金額)の欄もあり、年収も来年からは(年金+個人年金+副収入)という計算で、これまでより収支がかなり改善しするので、もしかしたらと思い試しに申し込んでみました。

 するとキャンペーン期間中だったせいでしょうか。あっと言う間に返信があり、無事審査通過。ほっとしました。

 なお今はキャンペーン中と言うことで、入会時に3000ポイント、最初のフライトで5000ポイントがもらえます。また指定した航空会社から、例えば20万円の航空券を購入すると2000×3=6000ポイントがもらえますので、いきなり14000ポイントがたまります。

 マイレージポイントを稼ぐには大変使いやすいカードですが、年会費は10500円で、ゴールドカード並みに高いです。(でもカードの色は青です)

 またJALへのポイント移行は年間9000円、ANAは5250円かかります。(2014年現在JALへは移行できなくなったようです)高いと言えば高いのですが、ポイント還元率を考えるとかなり有利です。

 それでもそういった手数料が嫌なら、デルタやタイ、チャイナを選べばいいわけです。

 というわけで私はチャイナを候補と考え、すでにバンコク便やハワイ便の予約を行い、半年で20000ポイントぐらいためることが出来ました。

 このポイントは、マイレージに移行するとき1:1で移行できるので、通常よりマイレージポイントも早くたまります。(通常は1:0.5が多いです)

 その他のスカイトラベラーカードのメリットですが、空港ラウンジの利用が大きいと思います。

 ただ国内のラウンジはほぼ全域をカバーしているものの、海外はハワイとソウルしかありません。これはデメリットかもしれません。しかし同伴者は1名までは無料だということと、私にとってはハワイのラウンジが使えるのはありがたいです。

 また帰国時に空港からスーツケース1個を自宅まで無料で配送するサービスもあります。今後私は一人旅が多くなると思うので、これも助かるように思います。

 あとこの手のクレジットカードでいつも気になるのは、海外旅行傷害保険です。今私が持っている他のカードでは、保険はカード所有者のみにしかつかないので、毎回息子の保険をバラ掛けでかけていました。これが2週間で4000円前後です。

 しかしこのカードは配偶者や生計を共にする親族まで含まれますので、今後はこの4000円前後の金が不要になります。

 海外の場合の保険金額ですが、本人の場合死亡3000万、家族は1000万。これだけは金額が異なり、それ以外では傷害:100万、疾病:100万、賠償責任3000万、携行品:30万、救援者費用200万となっていて、疾病がちょっと少ないかなと言う気はしますが、とりあえず安心できる値です。

 この他到着便の遅延によって出費等が必要な場合の保証もあります。ETCもあるようなので、これはいずれ今使っているカードと入れ替えようと思います。



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