海外旅行傷害保険

 クレジットカードの利用付帯と自動付帯の違いはどこにあるか。まず利用付帯ですが、海外旅行に行くときのツアー代や航空券代を、そのクレジットカードで支払った場合にのみ保険が付帯するというものです。

 一方自動付帯というのは、そのクレジットカードで支払ったという履歴がなくても、そのカードを所持しているだけで、旅行中の病気やけがについて保険が適用できるというすぐれものです。

 というわけで私の場合ですが、実は今回2015年12月のバンコク旅行はマイレージの特典航空券なので、クレジットカードで代金を決済していません。

 ということは利用付帯のクレジットカードでは保険が適用されない可能性が大きいということです。

 しかも私が現在所持しているアメックスのトラベラーカードと楽天カードは、この利用付帯が条件になっていることが判明。

 そこで改めて旅行保険について考える必要が生じたわけですが、前ページに書いたように、実際に海外の医療費事情を調べてみると、場合によってはクレジットカードに付帯している医療保険の額では足りないかもしれないなと思える部分も出てきました。

 カード付帯の医療保険は通常最大200万円前後であることが多いようですから、手術を伴ったり、緊急に家族を呼び寄せたりする場合は足りなくなる可能性があるということです。

 といっても、この手の心配事はいくらお金を積んでもきりがないことは確かです。その意味ではやたら高額な保険に入る必要はなさそうです。

 ただ今後を考えると治療費用は最大500万ぐらいあったほうが安心できるかなという気はしています。

 というわけで、旅行保険が自動付帯になるカードに新たに入会しようかということと、もし旅行保険に加入するならどの業者が良いかという二本立てで考えを進めて、たどり着いたのが以下の結論です。

 まず海外旅行保険が自動付帯となるクレジットカードですが「横浜インビテーションカード」が年会費無料で、医療保険が最大200万円となっているので、先日これを申請しました。

 ただ私の場合すでに年金暮らしに入っていて年収が少ないので、審査が通るかどうかは不明です。(結果的に審査を通過。現在所持しています)

 そして次が民間業者の旅行保険ですが、ネットで保険の比較を行い、最終的に決定したのが「損保ジャパン」の「Off!」という商品。

 他にも海外旅行保険を扱っている会社は10社程度あることが分かっているのですが、実は私には高血圧という持病があり降圧剤を服用している関係で、多くの保険会社では保険を掛けることができません。

 そんな中「AIU」という会社は、ほぼ無条件で加入できることが分かったのですが、その分保険料も高くなっています。

 一方「Off!」は持病があっても加入できる場合があるので電話連絡を、とホームページに書かれていたので、実際に電話をしてみました。

 すると、高血圧という病気に関係する治療費用は自己負担になりますが、それ以外のケガや病気に対する保険ということで了承してもらえるなら加入は可能という返事をもらいました。

 というわけで早速手続き開始。ホームページ上では三つのおすすめコースがありましたが、私はフリープランを選択

 つい先日手続きを終了し、すでに保険の契約書も受け取っていますが、8泊9日のバンコク旅行で、掛け金が1700円ぐらいでした。この程度なら、納得できます。

 ちなみにAIUで同じようにフリープランで契約すると、掛け金は4000円前後になります。

 またもし持病等がなければ、他の業者のフリープランでもっと安いものが見つかるかもしれません。いずれにしても、自分にどんな保険が必要かを、よく考えてクレジットカードの付帯保険についてあらかじめ調べておく必要があるように思います。

 なおその後、利便性を考えてやはりAIUが割高だけど利用価値が大きいと判断して、最近はAIUに加入するようになっています。



4泊5日の滞在費用


バンコク一人旅 準備編


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