マッサージ店では

 ある程度しっかりしたマッサージやさんに出向くと、受付があることが多いように感じています。小さなフットマッサージの専門店では受付はなく、そのままマッサージの椅子が並べられたりしています。日本の床屋さんのような雰囲気です。 

 特に日本人を意識しているようなお店では日本語のメニューが置いてあったりもします。基本的には全身のマッサージを2時間程度で行うわけですが、時間を1時間半とか、1時間という風に少なくする事も出来ます。

 また足だけとか上半身とか、マッサージして欲しい場所を指定することも出来ます。タイの人たちは全身か足だけを選ぶ人が多いように思います。

 私は逆に肩こりを何とかして欲しいなと思いますが、ショルダーマッサージをお願いすると、肩や首、頭といった部分のマッサージになるみたいです。

 値段は1時間200〜300B前後でしょうか。日本人を相手にしていたり、少し大きめのマッサージやさん、さらには女性を主に相手にするような「スパ」と名の付くマッサージやさんは値段も高めになります。料金は前払いが多いように思います。

 時間やマッサージをする部位を決めてお願いすると、マッサージの場所に案内されます。足や肩の場合は受付近くに置いてある椅子の上で行われることが多いようですが、全身の場合は別室に連れて行かれます。

 別室と言っても別に隔離された場所ではなく(もし本当に個室のような場所に案内されたら、そこは怪しいマッサージやさんであると考えて良いように思います。私は初めてのマッサージでそのような個室に案内されましたが、それでもそれが普通なんだろうと思っていましたので、まさか良からぬ誘いを受けるとは思っておらず、困りました)

 さて普通のマッサージやさんの場合は、かなり広い部屋をカーテンのような布で2〜3畳ぐらいの広さに仕切ってあることが多いように思います。

 一般的には照明もちょっと暗くしてあるので、健全なマッサージやさんでもちょっと怪しげな雰囲気も感じますが、明るいとマッサージをする人が暑く感じるからだという説明を聞いたことがあります。

 私がこれまで受けたマッサージでは、30代から40代の女性が相手をしてくれました。この女性達も場合によっては選ぶことが出来る店もあるみたいですが、そうゆう店の場合はやはり何らかの行為が行われる可能性のある店として考えても良いのではないでしょうか。

 カーテンで仕切られた2畳ぐらいの広さの空間には、中央に薄い敷き布団と枕があり、枕元には所持品を置くような棚があったりします。

 案内してくれたマッサージのお姉さんは、先ず着替えを渡してくれて、すぐに準備のためどこかへ行ってしまいます。着替えはなんだかパジャマのようなピラピラしたものです。これに着替えてしばらく待っていると再びお姉さんが現れ、マッサージ開始です。

 マッサージが始まると、気持ちがよいので目をつぶっていたりしますが、枕元の貴重品には注意した方がよいかもしれません。

 これまでマッサージをしてくれた女性はすべてそのような不謹慎なことをするような雰囲気はなかったのですが、ネットの情報などを読んでいると、マッサージをしながら財布の中味を探るというような行為をされたという体験も書かれています。

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