クルア・ラカントーン(料理)

料理


 私が入店したときは、他に客が誰もいなかったのでびっくり。しかし今更店を探し直すのも面倒だと思えたので、一番よい席に陣取って先ずはビール。

 あとから分かったことですが、「歩くバンコク」の最新号に、本格派タイ料理のお店で、地元の人で賑わう店と紹介されている店でした。週末は予約した方が便利とも書かれている有名店です。

 座った席からは、王宮やワットアルンを見渡せ、船の流れを見たり本を読んだりと、本当にリラックスできました。

クルアラカントーンから王宮方面

 最初に選んだ料理は、まだ店に不安があったので「鳥の唐揚げ」らしきものを指さしたのですが、「それはチキンではないけれどいいのか?」と問い返され、結局「チキンが食べたいならこれを勧める」と助け船を出してもらいました。

 しかし出てきた料理は私の予想を完全に覆すようなもので、思わず「これは私がオーダーしたものか?」と問い返してしまいました。すると「まさしくこれがチキン料理だ。おいしいから食べてみなさい」と言います。

  写真を見ていただければ、これがどうしてチキン料理なんだと私が疑問を呈した理由が分かると思います。

チキンの酢豚かケチャップ炒め

 あえて私の感覚でこの料理に名を付けるとすれば、「スパイシーチキンの酢豚」という感じです。それとも「スパイシーチキンと野菜のケチャッップ炒め」でしょうか。

 入っていたものは、ピーマン、タマネギ、カシューナッツ、ニンジン、トウガラシ、ギンナン、チキン、空芯菜?という感じで、体には凄く良さそうです。

 しかも一口食べると舌にピリッと言う辛さと酢豚の酸っぱい味、さらにケチャップのような味が微妙に入り交じって、何とも不思議な感じです。ピリッと来るところはビールにも合います。

 むちゃくちゃ辛いというわけでもなかったので、日本人の私の味覚に合わせて多少辛みを抑えてくれたのかなと想像していますが、その後腹具合がどうなるのかちょっと心配になったのも事実です。(結局何ともなかったです)

 その後オーナーさんも現れ、大変親切に接してもらえました。タイ語や英語が分からなくても何とかなるお店です。



食事(タイ料理)


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