オプションナルツアーでアユタヤへ

 2006年に行った、シーロムのJCBプラザで予約したパンダバスの 午後のアユタヤツアーを紹介。旅行記を加筆修正しています。

 JCBプラザのお姉さんに聞いてみると、幸いに参加者がいるようで、予約が成立。当日は13時に伊勢丹1階の花屋さん前に集合ということで12時50分到着。

 先客が10名ほどいましたが、全員がアユタヤ観光というわけではなさそう。パンダバスのプレートを付けているガイドさんを見つけ、名前を申告。

 しばらくしてガイドさんが新たに2名を連れてきて、3人で伊勢丹の地下駐車場へ。そこにはワゴンが停められていて、すでに先客がいて、総勢が9名。

 人数が少ないので、大型バスではなく、その車でそのまま出発。車内でガイドさんからアユタヤの基本的な説明がありました。

 400年以上前の王朝であるが、ビルマとの戦争でかなり破壊されてしまったこと。バンコクからは約80kmで、車で1時間半かかること等。


 道は市街を抜けるまで渋滞。高速道路に入り渋滞は解消。しかし最初の渋滞で時間を取られたせいか、結局アユタヤ着まで2時間かかりました。

 アユタヤ到着後最初に向かったのが「アユタヤ歴史資料館」。入り口を入るといきなり大きなホールになっていて、各種の展示物がド〜ンと置かれている。
アユタヤ市街地の模型なんかが置いてあり、ガイドさんが丁寧に地理的条件等を説明してくれる。

 ただ説明そのものは歴史というものが昔から嫌いだった私には、どうも面白くない。ツアー客の中には熱心に説明を聞いて質問をする人もいましたが、私は敬遠気味でした。

 次に向かったのが「ワット・マハタート」
 

 車を降りるとガイドさんが先頭に立って、どんどん歩いていく。あちこちにツアーらしき観光客の集団が見え、それぞれガイドさんの説明を受けている。

アユタヤの遺跡

 ぶらりぶらりと歩いていくと、アユタヤの写真では必ず紹介される、木の幹の間から頭だけが見える仏像の前を通り、いわゆる遺跡としか思えないような廃墟の前で説明が始まった。

 アユタヤの歴史や頭の無い仏像の理由を説明してくれる。 説明が終わり、自由見学の時間となったので、一人でぶらりぶらりと周囲を見てまわる。どこへ行っても頭のない仏像が付いてまわる。

頭を切り取られたアユタヤの仏像

 切られた跡はかなり平らで、刃物で切られた事がわかるが、仏像そのものは石で出来ているので、これは大変な作業だったに違いない。また切った頭を運ぶのもさぞかし大変だっただろう。

 


 そうまでして何が得られるのか、と思ったが、後でガイドさんに聞いてみると、頭を売って金にするということだった。

 頭を切り離したのは、胴体まで運ぶのは重すぎたからだとのこと。なるほどたしかに納得がいく説明だが、やはり頭だけでも相当重かったに違いないと思う。

 またいわゆる仏塔というものなのだろうか、これがほとんど傾いていることにも興味を惹かれたが、これは盗掘、すなわち底面に埋められたであろう埋蔵品を掘り出しているうちに傾いたとのことであった。

アユタヤの遺跡


 ひと回りして先ほどの木に埋もれた仏像の頭のところまで戻ると、ガイドさんが待っていてくれて、写真を撮ってくれた。旅行中の写真で私自身が写っている数少ない写真のひとつとなった。

 この頭だが、持っていく途中で一つだけ置き忘れ、そこがたまたま木の生えてくる場所だったので、幹に取り囲まれてしまったとの説明を受けた。




象のキャンプ、ワット・シーサンペット


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