ワットアルン近くの桟橋から見たチャオプラヤ川
生まれて始めて一人で海外旅行に行き、最初はオドオドしながら動き回っていましたが、最後の方にようやく少し余裕が出来、チャオプラヤ川の船に乗って「
ワットアルン」まで行きました。
一通り見て、再び帰るとき、川の様子を間近で見たいなと思い近づき撮影したものです。
川の水は緑茶色に濁り、深さ5cmぐらいの所で何も見えなくなってしまいます。水面にはやたらでかい「ホテイアオイ」がプカプカ浮いていたりして、いやはや何とも凄い川だなという印象です。
しかしよく見ていると、桟橋近くには魚もいるみたいで、その生命力の強さに感動です。
水の汚さを別にすれば、
水が見える風景というのは一般的にきれいに見えます。そう思って撮影した1枚ですが、遠くの方の近代的なビルと近くの薄汚い桟橋が対照的です。
バンコクという街は、どこを歩いてもこのように近代的ビルと、日本の昭和時代を思い出すような風景が同時に存在していて、ノスタルジックな思いと、都市の発展エネルギーの両方を同時に感じることが出来ます。
撮影年月:2005年1月