アクセス
BTSのアソーク駅またはMRTのスクンビット駅からスクンンビット通りに出てプロムポン駅方面に50mほど歩いた左側にある薬局です
地図
訪問時期、回数等
2016年、2018年
見所
日本語が通じる薬局です。日本では処方箋がないと手に入らない薬(抗生物質)も売ってくれます
お勧め度
海外で体調が悪くなると不安になるものです。もちろん病院に行ってみてもらえばいいわけですが、言葉の問題や時間的な都合でなかなか行きにくいことがあります。
また日常的なちょっとした腹痛や風邪といったことで病院に行くのも面倒です。そんな時日本語で薬剤師とやり取りしながら薬を購入できるというのが、この薬局の強みです
日本を出るとき軽い咳が出ていて、その後少し痰も絡むようになっていました。
というわけで、咳止めは持参しているのですが、前回咳がひどくなった時に医者から処方された抗生物質の名前だけは控えきたので、似たような薬があれば、買っておいて良いのではと思って初めて利用しました。
店に入ると、客が数名。受付の女の子に「日本語で」と伝えると、奥から若い男性があらわれたので、日本の医師が処方してくれた抗生剤の薬の名前を示して、「これと似たようなものがありますか」と聞いてみると、すぐにコンピューターで調べてくれて、「ある」と言うありがたい返事。
ちなみに日本名は「クラリシッド」というもので、気管支系の抗生剤です。タイでは「Claron」と言う名称でしたが、驚いたのはその量。私が日本で服用したときは200mgのものを朝晩1回と言うことでした。
ところがタイでは、大人用はなんと500mgだそうで、日本の2.5倍の物が普通に市販されているようです。で私に渡されたのが、1錠が250mgと書かれた子供用」です。値段が280B。
ちなみに応対してくれた男性は、普通のお兄ちゃん風でしたが、日本人なのかタイ人なのか不明。ただ日本語は普通に読めるみたいでした。しかし発音はタイ語っぽい。タイの生活が長い日本人だったのでしょうか?
というわけで「成分は同じです」と言う言葉を信じて購入。しかしこういった薬を海外で購入したのは初めてで、ある意味得体の知れない薬を、医者の処方もなく服用するのは結構勇気がいります。特に私はアレルギー持ちなので、どんな薬がどのような副作用を示すか予想ができません。
夜服用して、深夜に変な副作用が出て、一人でベッドの上でもだえる、なんてことは避けたいです。しかし咳の症状が悪化したら、これまた旅行キャンセルの可能性もあり、この辺りはなかなか判断が難しいです。
結局どうしたかと言えば、ホテルに戻って、購入した薬をパソコンで調べてみました。するとお兄ちゃんが言った通り、成分は同じだと言うことが私にも分かったので、早めの処置が良いだろうと判断し、服用することを決断。
ただし、錠剤を半分に割って125mgを服用して様子を見ることにしました。結果ですが、効いている印象です。今これを書いているのは、パタヤで旅行4日目の夜7時です。
服用を始めたのが2日目の夜で、125mgずつ、朝晩2回服用しましたが、咳はほとんどでなくなりました。寝る時間を増やして無理していない影響もあるとは思いますが、喉の違和感も減少し意外なほど効いているような気がします。
というわけでブレズ薬局、確かに何かあったとき頼りになりそうです。そもそもここで抗生剤が手に入ったことで、万が一への不安も少し解消しました。これも精神的な支えになったきがします。
2018年3月再度利用。今回唯一の忘れ物をしたのですが、それがなんと常用している降圧剤と組み合わせて飲んでいる血管関係の薬。
飲み忘れてもすぐにどうということはない薬ですが、やはり旅行中にいつもの薬を飲まないとなると、余計な心配が増します。
というわけで、その薬が販売されていたら買おうと思って店内へ。入り口で「日本語で」と伝えると、奥の方から店員さんが現れ、その方に状況を説明したところ、名前は違うが同じ成分の薬があるということで、無事購入。
値段が30錠ぐらいで90Bぐらい。必要なのは足りない2錠ぐらいなので、余計な出費になりましたが、安心には変えられません。しかし薬の忘れ物は焦りますね。