場所・アクセス
シリラート病院内にあります。道が分かりにくいと聞いていたので、私はツアーで行きました。しかし頑張れば自力でも行けたかもしれません。
チャオプラヤーエクスプレスでワンラン駅へ。船を下りて大通りをまっすぐ。100mぐらい先を右折。150mぐらい歩いて左折。70mぐらい歩いて右折。50mぐらい歩いた左側になります。途中小さな案内板があったような記憶があります。
その後自力で1回行きました。小さな看板や矢印があります。
ちなみに撮影は入り口まで、中はすべて撮影不可です。
地図
訪問時期
2006年、2012年
見所
写真撮影は禁止なので、言葉で書くしかありませんが、要するに様々な奇形胎児の標本(もちろん本物)や胎児の成長過程の標本、事故等の生々しい写真等が、一切隠されずそのまま陳列されているところです
お勧め度
面白半分で行くのはやめた方がよいと思います。専門的な興味を感じる方だけが真摯な思いで見学すべき場所だと思います
説明
以下2006年の旅行記からの抜粋です。
入った正面で出迎えてくれたのが胎児の断面。すっぱりと切られた体から内臓の配置がはっきり見えます。いきなりなのでかなり衝撃的です。
続いて脳や肺、肝臓、寄生虫等の標本が並びます。説明文が英語なので医学的な専門用語が多く、よく分かりませんでした。
もっとも衝撃的だったのは、双生児。私がまだ小学生ぐらいだった頃、よくシャム双生児という言葉を聞きましたが、シャムと言うのはタイの以前の国名で、今はそれがサイアムという街の名前で残っていると教えてもらいました。
双生児になった理由はよく分かりません。それはそれとして、双生児の体をスパッと縦に切り、そのまま広げてあるので、どの部位が癒着しているのかとか、どの内臓が共有されているのかということがはっきり分かります。
さらに順に見ていくと奇形は双生児だけではなく水頭症、無脳症、無眼症ではないかと思われる標本がありました。
妊娠後の胎児の標本もあり、妊娠3ヶ月で約5cmぐらいの大きさです。中絶できるか出来ないかの限界だったかと記憶していますが、おなかの中ではすでに人間の格好をしています。
次の部屋に進むと、人体に対する切り傷、刺し傷、電車事故、自動車事故の写真が陳列されています。さらに爆発や銃創の写真と続きます。それが終わると様々な毒や凶器、弾丸が陳列され、昔の出産風景の模型もありました。