この巨象を見上げながら台座周辺を一周。すぐ近くに池があり、水が流れていて、その池周辺にも象が配置され、さらにヒンズー教の神様と思われる像も多数。
台座の周りを1周して、いよいよ内部に入ります。靴を脱いでこのモニュメント内に入ると、正面左右に美しい曲線を描いた螺旋階段。
この階段の手すりが低いので、上るときにちょっと心配でした。私はちょっとだけふらつきの後遺障害を感じています。
階段を上りながら天井を見上げると、ガイドブックで紹介されている美しい装飾を楽しめます。ただ装飾の意味は良く分かりません。
天井に近づいたところで螺旋階段は終了。これで終わりかなと思っていたら、左手に小さな階段。こちらはかなり狭い通路で、よくある灯台内部の螺旋階段のようなもの。
ここをゆっくり上っていきます。時々上から降りてくる人もいて、すれ違うのに少しばかり神経を使います。
ちょっと息を切らせながら上っていくと最上階の落ち着いた静かな空間に仏像。地元の人と思われる方が熱心に祈っていましたので、私もここで旅の成功と健康を祈ってきました。
しばらく佇んで、雰囲気を堪能したのち再び階段を下りて入り口に戻ります。途中上から見下ろす入り口方面の景色が素晴らしいですね。
外に出て、他にもどこか見所があるのかと周辺を歩き回ってみましたが、主要な見どころすべて見てしまったようです。
というわけで、全体の見学時間が1時間ぐらい。問題は帰り道ですが「来た道の反対側の歩道に行ってタクシーを捕まえればいいや」とグーグルマップを見ながら当初は軽く考えていました。
ところが、周辺はインターチェンジの道路が錯綜していて、反対側に行くためにはかなり歩く必要があるように見えました。
というわけで、再び博物館出口まで戻って、そこで警備をしていたおじさんに聞いてみるとすぐ近くの「バス乗り場の近くで、タクシーに乗ればよい」と、わざわざ外まで出てきて教えてくれました。
というわけて「向きは反対だよなあ」と思いながら、言われた場所に出向いて、たまたま近づいてきたタクシーに「サムローン駅」と告げると、すぐに「OK」という返事。
運転手さんは来る時同様人の好さそうなおじさんドライバーで、少し走ってUターン。無事サムローン駅まで帰ってきました。乗車料金は45Bでした。