最寄り空港までの交通手段

 初めての海外旅行でバンコクに行く方もいると思います。私は最初から個人手配で行っていますのでツアーの動きはよく分かりません。

 以下の記述は個人手配でバンコクに行く場合の細かい説明です。個人手配で一人で旅行というのは、1回目はひじょうに勇気が要ります。

 2人以上なら、「じゃあこうしようか?」なんて相棒に聞いて「良しそれでいこう」なんて話がまとまれば、多少言葉が不安でもお互いに励まし合ってなんとかなります。

 しかし一人だと、励ましてくれる人も、共感してくれる人もいません。それがとてつもなく辛くて出来そうも無い、と言うことならツアーで良いと思いますが、そういった旅行は記憶にもあまり残りません。

 半面出たとこ勝負で、あちこちで恥をかいたり失敗したりしながらも、いろいろな人に助けられて無事に旅行を終えたときの達成感は、なんかスポーツで大記録を出したような感動に浸ることが出来ます。

 というわけで、交通や宿泊の手配を無事すまし、遂に一人で最寄りの空港に向かう気持ちは、なかなか他人には分かってもらえない高揚感があります。

 とはいうもの、行く先々で具体的にどのようなことが起きるのかということを多少なりとも知っておけば、その行動にも余裕が生まれます。

 そこで、ここからは個人手配の一人旅を想定して、自宅からスワンナプーム空港までたどり着くときの動きをまとめてみたいと思います。


最寄り空港へ

 私の最寄り空港は成田空港または羽田空港です。自宅の玄関から空港まで、様々な交通手段がありますが、だいたい2時間〜3時間です。

 主たる交通手段はマイカー、最寄り駅からのリムジンバス、電車の三通りです。

 マイカーの場合は、自宅から空港周辺の駐車場まで移動し、そこからシャトルというのが基本。場合によっては成田空港周辺のホテルに宿泊して、宿泊代は払うものの駐車場代金は無料、という方法もあります。

 いずれにしても、ガソリン代、高速代、駐車場代が必要になり、一人だとこれが結構高額です。またドライブは最低2時間ぐらいなので、途中の事故や渋滞のリスクがあります。

 ただスーツケース等の運搬はひじょうに便利です。好きな時間に出発できるのもメリットの一つかなと思います。

 バスの場合は、最寄り駅までの足が問題で、スーツケースをゴロゴロ転がして移動すればいいわけですが、場合に寄ってはタクシーなんかを使うと余計なお金が必要です。

 さらに予期せぬ事故渋滞等に遭遇する場合もあります。(ただバス会社も無線連絡で臨機応変にルートを変更していることが分かりました)

 また冬場は、自宅からはコートを着て出発し、空港で預けるなんてことも必要で、この代金が嵩みます。車なら車内に置いておけばいいわけです。

 電車の場合も最寄り駅までの足が問題ですが、電車賃が一番安いことは間違いなさそうです。また時間的にも正確で、一番早く着きます。

 以上は我が家の例ですから、住んでいる地域や交通事情に寄って、いろいろ条件は変わります。

 基本的には、移動に要する費用と時間、便利さを天秤にかけて決めることになると思います。


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