チェックイン手続と手荷物検査

4.チェックイン手続

 チェックインカウンターが開いていたら(長い列が出来ていることが多いです)、スーツケース等のすべての荷物を持って列に並びます。

 用意するものはパスポートと飛行機のe−チケットです。航空券をクレジットカードで購入したときは、同じクレジットカードの提示を求められることもあります。

 持参したスーツケースは、カウンター横のベルトコンベアの上にのせます。重さが表示されるので、ちょっと覚えておくと帰りのパッキングの時に役立ちます。(23kg以上は超過料金になります)

 なおスーツケースはバンコク旅行の場合、1週間程度の一人旅なら中型で充分だと思います。

 スーツケースの選択については別のページでまとめましたので、そちらを参考にしてもらえればと思いますが、長い目で見た場合、やはり値段が高いもののほうが耐久性は良いようです。

 パスポートとeチケットを渡すとチェックイン手続きが始まり、終了すると係員さんから、パスポートが返却され搭乗券と機内預かり手荷物の引換証(搭乗券の裏に貼ってくれたりします)が渡されます。

 最後に搭乗券を見ながら、ゲートへの集合時間とゲート番号の確認があって、ここでの手続終了です。

 なおチャイナエアライン等、途中で乗換えが必要な場合もあり、その際分かっていたら乗り換え空港でのゲートを確認しておくと気楽です。到着してから探すのは、初めての空港では結構疲れます。

 というわけで、スーツケースが無くなり身軽になります。「行ってらっしゃいませ」という言葉を聞いて、そのまま奥の手荷物検査の方向に進みます


5. 休憩

 時間に余裕があれば、手荷物検査を受ける前にレストランで食事をしたり、ちょっと飲み物を飲んだりする人もいます。

 展望ラウンジで休憩することも出来ます。またクレジットカードによっては、専用ラウンジを使うことが出来ます。このあたり一人旅なら自由度が増し、あちこちふらふらと動いていれば、いつの間にか時間が経過すると思います。

 ただしあまり集合時間間際まで休んでいると、手荷物検査や出国審査が混雑していると慌てることになるので、離陸1時間ぐらい前には手荷物検査に進むことをお勧めします。


6.手荷物検査

 セキュリティの関係で、手荷物検査は年々面倒になっているような気がします。

 最初にやるのは、手荷物の中の危険物のチェック。検査会場に行く前に、手荷物の中に液体物が入っていないかどうかを確認し、あったら捨てます。

 次に検査の列に並び、入口の係員さんにパスポートと搭乗券を見せ、検査会場に入ります。

 いくつか列があるので、空いていそうな列に並んで、プラスチックのカゴがあるので、このカゴを二つぐらい取って、この中にデジカメ、スマホ、コンピューター等の電子機器類を入れ、もう一つの箱に手荷物のバッグを入れます。

 場合によっては、「帽子をとる」「上着を脱ぐ」「靴を脱ぐ」「ベルトをはずす」「財布も箱の中へ」等の指示がある場合もあります。

 自分の荷物を箱にすべて入れたら、人間の方の検査です。所定の場所(金属探知機)を通り抜けます。通過したときブザーが鳴ると身体検査です。簡単に体を叩かれたりします。

 私は以前ホノルル空港で、帰国の際うっかりバッグにコンピューターを入れたままにして検査を受けたところ、係員がすっ飛んできて、「この中に何が入っているんだ」と真剣に問いただされたことがあります。

 バッグの中に手を入れるときも、手元をかなり鋭い目で見ていましたから、うっかりとはいえ申し訳なかったなと今でも思っています。

 特に問題がなければ、検査を受けた後、なるべく素早く自分の荷物を回収し、出国審査会場に向かいます。だいたい通路をそのまま進んでいけばたどり着きます。 

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