14. 台北で乗り換え
バンコクに行く前はハワイによく行っていましたが、日本からハワイへの便は直行便が多かったので、どこかで乗り換えるという経験はありませんでした。
従ってバンコク旅行も当初はJALやANAの直行便を使っていたのですが、旅行回数の増加と共に、交通費を少しでも安く上げたいと思うようになりました。
また年齢のせいか、夜遅くまで起きて、翌朝は昼まで寝るなんてことは出来なくなってしまいました。
というわけで行きも帰りも、体力温存を考えて、出来れば機内泊や深夜、早朝便は避けて午前便を使いたいなと思って選んでいるのがチャイナです。
チャイナは運賃も比較的安く、日本の航空会社のように午前便の方が午後便より高いということもありません。
というわけで必然的にチャイナを利用する回数が増えていったのですが、その時「困ったな」と思ったのがトランジットいわゆる乗換えです。
台北空港なんてそれまで行ったことはありませんでしたから、空港内の通路やゲートがどのような配置になっているかまったく分かりません。
しかも調べてみたら、成田と同じようにモノレールを使って移動なんてことも書かれています。
というわけで、バンコクへのチャイナ便をはじめて利用したときは、ネットでこの乗り換え方法についてあらかじめ調べてみました。
実際、私のように不安を持っている方は大勢いるようで、乗り換え方法についての質問も結構見つけることが出来ました。
その答えを読んでみると、「まったく問題なく乗り換え出来ますよ」というものが圧倒的に多かったので、まあそれなら安心かなと思い、後は実践あるのみだと思っていました。
というわけで、前置きが長くなりましたが、乗り換えはポイントを抑えれば簡単、ということを説明したいと思います。
先ず成田のチェックインカウンターでは搭乗券が2枚渡されます。台北までの便とバンコクへ行く便の2枚です。
ここでチェックしておきたいのが、2枚目のバンコク行きの搭乗券に、出発ゲートの記載があるかどうかです。
普通は記載されていますが、運行状況によっては、「現地で聞いてください」という指示が出ることもあります。(1回経験あり)記載されていればとりあえず安心です。
次に機内ですが、私はチャイナのビジネスクラスも体力温存のため何回か利用しています。このとき、台北が近づくと前方の液晶ディスプレイで、乗り換えゲートを確認することが出来ます。(エコノミーで出来るかどうかは未確認です)
台北空港に着陸して、機外に出て通路を進んでいくと、係員さんがいて、トランジットはこちらと案内してくれる場合もあります。(台北着が遅れたときなど)
指示に従って移動するのが普通ですが、その先は到着ゲートによっていろいろです。目安になるのは天井付近の案内ボードで、トランジットまたはゲート番号を頼りに移動するしかありません。
ちょっと不安かもしれませんが、そのまま歩いていくとモノレール乗り場になったり、直接手荷物検査になったりします。モノレールに乗った場合(もちろん無料で、乗っている時間は5分弱です)も、最終的には手荷物検査になります。
そこを通過するとエスカレーターがあるので、それを使って上のフロアに上がると、そこが出発フロアになります。
あとは出発ゲートの表示を探してそこに向かうだけですが、ゲートへの行き方の案内所も近くにありますので、英語が出来なくても、チケットを見せれば場所を指差してくれると思います。