メータータクシーを
気持ち良く利用するために(2)

F 料金を勝手に言ってきたら

 基本的にバンコクの市街を普通に走り回るだけなら、王宮からスクンビットまで走っても、料金は100Bぐらいなので、一般的には200B前後を言う人が多いように思います。

 悪質に思える運転手さんは、相場の4倍ぐらいの価格を言ってくることもあります。しかし相場よりどのくらい高いのか、乗る方は良く分かりません。

 バンコク市街でいきなり300Bと言うような言い方をするタクシーは問題ありと考え、乗らない方が良いのではと思っています。

 当然メーターを使うタクシーの方が良ければ、すぐに「さようなら」をして、次のタクシーを待ちます。(200Bという運転手さんが多いように思います)


F ドアは自分で閉める

 乗り込むのは助手席でも良いみたいですが、私は後部座席に乗ります。乗ったら、自分でドアを閉めます。日本のように自動ではありません。

 ドアが閉まるのをじっと待っていて、運転手さんに閉めるよう促されたこともありますので、同じような行動をする日本人は多いのだと思います。


G 走り出したらメーター使用を確認する

 メーターの位置ですが、ダッシュボードのすぐ下、中央にあります。メーターの右隣にボタンがあって、これを押すと初乗り料金が出ます。この表示を確認すればOK。初乗りは35Bです。

 普通はすぐに押してくれますが、そうでない場合は「メーター?」と声をかけて、それで押してくれるならOK。押す素振りを見せない場合は「ストップ!」となります。(ストップはあくまで紳士的に)


H 逆方向に向かう場合がある

 地図上では数kmの場所であっても、渋滞や一方通行、さらには律儀に目的地が車の左側に来るように道路を選択する運転手さんがいますので、時には途中から思ってもみない方向に走ったりします。

 慌てずに、「目的地はあっちだけど」みたいなジェスチャーをすれば、一方通行(ワンウェイ)とか、渋滞(トラフィックジャム)というように答えてくれたり、ジェスチャーで遠回りすることを示してくれることもあります。

 マレに本当に間違っている場合もあります。それも旅行の一コマと言うことで笑ってすませる度量が必要だと思います。問題なのは、間違っているのか一方通行なのか分からないときです。

 しかし運転手さんが分からないときは、走りながら周囲を見回していますから、その挙動で判断するしかありません。


I 最後は自分で道案内

 メジャーな場所以外は、自分で最後に道案内をしないといけない場合が多いです。特にホテルは数が多いし、名前の変更もあるので、ホテル名だけではほとんど分かってもらえません。

 ソイの入り口から、運転手さんと一緒になって周りをキョロキョロ見ながら探したことが何回もあります。


J 支払い

 律儀に小銭まで渡そうとしてくれる運転手さんもいます。最初から紙幣のお釣りしか渡そうとしない運転手さんもいます。

 面倒なことを避けたいので、私は20B紙幣を多めに用意しておいて、20Bの倍数で支払うことが多いです。



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