部屋の様子を一通り撮影したらお昼寝タイムです。2時ごろ寝て起きたら4時半でした。いつもは1時間程度で目が覚めるのですが、やはり疲れがたまっています。
だいたい海外に行くと時差や疲れによるピークが3〜5日目ぐらいに来ることが分かっています。ですからこの時期になったら、素直に自分の体調に従い十分に休養をとることにしています。
ただ1週間程度の日程だと、ちょうど体が慣れてきたころ帰国となるので、帰ってからまた時差ぼけ解消に3日ぐらいかかり効率が悪いなと感じます。
ただこのときは2時間半寝た関係で気持ちもすっきり。こりゃ調子もよさそうだと思ったのでブログを書いてシャワーを浴びて出発準備です。
目的地ですが、体調もよさそうだったので、懸念となっていたステイトタワーにあるスカイラウンジに行ってみることにしました。場所が場所だけに、ユニクロのドレスシャツなんぞを着て、少しだけですがおしゃれを意識。
6時に部屋を出て、トゥクトゥクでサラデーン方面まで送ってもらうことにしました。バンダラスイーツのトゥクトゥクはオレンジ色のかわいらしいものです。
ホテルのロータリーで乗ってどこまで送ってもらえるのかなと思っていたら、シーロム通りに出る直前で左折。
しばらく進んで右折。そこがちょうどシーロムコンプレックスの1階裏側で、エスカレーターで上がってBTSのサラデーン駅へ。
BTSでサパーン・タークシン駅へ。この駅は廃止になるという噂を聞いてからすでに数年が経過しています。この駅の手前で線路が単線になるのも実に不思議だなと思います。
駅を降りてチャオプラヤエクスプレスなら前方左方向、ステイトタワー方面なら後ろの右方向の3番出口を出ます。
BTSの階段を下りたところは、道路のような空き地のような不思議な空間でそこを横切るとジャルンクルン通りに出ます。この通りをそのまま北上。
左側にロビンソンデパートがあったり、貴金属店が並んでいたりと、なかなか面白い通りで行きかう人の数も多いです。
北上して400mぐらいのところにある交差点を右のほうに横断。目の前にあるのが「ステイトタワー」で、この63階か64階当たりに目指す「スカイラウンジ」があります。
ちなみに最初にこの旅行記を書いたとき、店の名前を「ルブア」としていましたが、どうやらこれはホテルの名前のようです。
正しくは「シロッコ」に併設されたスカイラウンジと言うことになるようで、それ以外に、このあたりに存在するレストラン全体を「ザ・ドーム」と言う名前がついているようで、かなりややこしいです。
建物そのものはかなり大きく、ここに行き着くために建物内のどこのエレベーターを利用するのかといった予備知識はまったく無しです。
ただ交差点からちょっと右のほうに歩くと右側に建物入り口の広場が見えてきます。あたりには高層ラウンジに向かうと思われるちょっとだけ着飾った欧米人カップルの姿を見ることができました。
そこでその人たちが向かう方向に私もぶらぶら歩いてきます。入り口のドアを抜けると、広大な薄暗い空間が広がり、両側に高級そうな店が並んでいますが、付近を歩いている人はそんな店には目もくれず、みんな奥のほうを目指しています。
というわけで、ひたすら奥のほうに歩いていくと人だかりがあり、どうやらそこがエレベーターホールのようです。
あたりを歩いている人はカップルやグループが多く、一人だけというのは珍しい。その意味ではトンローのマリオットの高層ラウンジの「オクターブ」の方が気軽に利用できそうだなという印象を持ちました。
ともあれエレベーターホールに近づいていくと、さりげなく傍らから美女が現れ、「ディナー オア ドリンク?」と聞いてきましたので、迷わず「ドリンク」と言うと、「それではこちらの列に並んでください」と示されましたが、すでに30人ぐらいが待っていました。
しかし1回エレベーターが来ると20人ぐらいがはけますので、エレベーターは1回待ち。促されるままに乗り込むと、ものすごい勢いで上昇開始。
理系の習性として、こういうときはつい時間を数えてしまうのですが、頭の中でカウントして1分弱でした。
エレベーターを降りて、示された方向に進むと、ガイドブックで紹介されている素晴らし光景が目の前に展開します。「うわ〜、こりゃさすがにすごいや」と思いました。写真は次のページに掲載します。