食後は当然ウォーキングストリート徘徊ですが、折角の機会?なので美しい子が多いと言われている「バカラ」に行ってみましたが、さすが名の売れた「バカラ」です。
身長はともかく、容姿はモデル並みの子が揃っていますので、眺めていると実に壮観。ファッションショーみたいなもんです。しかしバンコクのバカラ同様、視線は宙を彷徨い、客席方向に降りてくることは滅多にありません。
たまに下をチラッと見ても、ニコリともせず、ただひたすら自分の美しさを誇示している感じ。20代30代の男性なら虜になると思います。もちろんそばに呼んで話せば性格的に良い子もいるのだと思います。
しかし、そういった子に遭遇するために次から次へと飲み物を奢りまくるというのもなんとも非効率。しかも無表情でステージに立っている様子をみると、情けない初老のおじさんでは到底太刀打ちできないなと白旗を上げて完敗です。
まあ出会いと言う大げさなものでなくても、互いに視線がちょっと合えば、その時の表情でなんとなく相性みたいなものも少し分かるわけですが、ともかく「美しいから」という見かけの理由だけで「話したい」と思うようなことはないです。
それにしてもやはり何となく店内に異様な雰囲気を感じてしまいます。男性は女性の容姿を見つめ、いくらで遊べるかと考え、女性は男性を容姿や性格ではなく、いくら稼げるかという値踏みで判断しているように見えます。
とはいうものの、多かれ少なかれ他の店でもこれと似たようなことが行われているわけで、私自身の行動も究極的には似たようなもんだという意識はあります。
というわけで続いてまたしてもハッピーに行ったのですが、やはり好みの子がいない。ハッピーも無表情の子が増えたなと感じます。以前はもっと「微笑みの国タイ」らしい店だと思っていましたが、残念です。
その中で多少器量が良くて愛想が良いのはホステスですが、飲み物だけ飲んで去っていく感じなので、近くに来ても「見るだけ」と言って断っています。
結局楽しめるのは昨晩の「タブー」だ、という結論になり再度訪問。入口から奥に入る通路を歩いていき昨晩と同じ席に座り、目の前を見たら、やはり昨晩と同じ子が踊っていて、笑いながらこちらを見て手を振ってきます。
すでにウェイトレスさんやウェイター、一部の女の子が四目並べを楽しみながら、多少散財する客として私の顔を覚えているようで歓待してくれます。実に単純ですが、こんなことでもうれしく感じます。
ただ他の子を見るとか探すという余裕を与えてくれません。見ていると、他の客にも入口からこういった攻勢で、二人のダンサーが一緒に席に座るパターンが多いようで、構ってもらえるのはうれしいのですが、ドリンク攻撃に弱いとかなり出費がかさむ店です。
ただどの子もそこそこ器量が良く愛想が良いので、あまり不愉快になることはないです。それにしても結構ダンサーにもこういうゲームが好きな子がいるんですね。ビアバーで楽しむという話は聞いたことがありますが、ゴーゴーでも楽しめるとは思っていませんでした。
私はこのゲームをするのは2回目だと思うのですが、将棋や囲碁も好きなので、3手ぐらいは読めます。ちょうど実力伯仲ぐらいになるようで、勝ったり負けたり。でも私が好みだなと思った子はなかなか強かったです。
昨晩同様ウェイターさんまで参加したりして、結局彼にも奢ることになり、散財ですがまあ楽しければいいじゃないかという感じです。と言っても消費したのはチップを含めて1500B程度。部屋に戻ったのが11時半でした。満足して就寝です。