セントラルマーケット

 スリ・マハ・マリアマン寺院を見て、次に向かったのが「セントラル・マーケット」。ここで昼食を兼ねた自由時間が1.5時間。

 建物は2階建てで、通路が数本。通路の両側にいろいろなお店が並んでいて、バンコクのMBKを思わせるような雰囲気でした。

 とりあえずぶらりぶらりといつもの単独行動に戻り、端から端ま200mほど歩いてみました。続いて2階に上がり歩いているとフードコートを発見。

 ほかに瀟洒なレストランのような店は全く見つけられなかったので、ここで食べるしかないと判断。

 10軒ほどの店がありましたが、どこも似たような感じ。ただ入り口近くの店で「お粥」を発見したので、試しに食べてみることにしました。

 値段は5Rで130円ぐらい。かなり安い。おばちゃんに「チキンポリッジ」と伝えて注文すると、いきなり丼にご飯を入れ、そこにネギやチキンをぱらぱらと加え、さらにすぐ近くで煮立っていた得体のしれないお粥用の汁をドバッとかけて出来上がり。

 「う〜ん、まるで駅前の立ち食いそばみたいだな。しかしこれは衛生的に本当に食べて大丈夫か?」という疑問が浮かびましたが、とりあえず近くのテーブルまで運んで恐る恐る一口。

 まずくはないけどうまくもない。というか私には衛生面の方が気になりました。安いからしょうがないなと思いつつ、それでもほぼ完食です。ただ味はやはりバンコクのホテルの朝のビュッフェで食べるものの方がおいしいなと思います。

セントラルマーケットのフードコートで食べたお粥

 食後は、モール内をぶらりぶらりと歩いて、面白そうもしくはお土産になりそうなものを探索。するとあちこちの店で「なまこ石鹸」という日本語を発見。

 日本語で表記されているので、きっと日本人が多数買っているんだろうと商品を見ていたら、すかさず奥からおばちゃんが出てきて商品の説明。

 サイズがいろいろあり、でかいものは通常の石鹸と同じか一回り大きいぐらい。小さいものは昔のマッチ箱程度。

 石鹸には香りもついていて、その香りも多種。というわけで、でかいものは必要ないので小さなものを三種類買うことにして、一つ一つにおいを嗅いで選択。

 おばちゃんは、そのサイズなら1個12R、3個なら30Rと言っていました。数字の単位が小さいので「安いな」と一瞬感じましたが、冷静に計算すると10Rは270円ぐらいですから、かなりの高級(高額)石鹸ですね。

 ただマレーシアのお土産は全く考えていなかったので、とりあえず試しに買ってみることにしました。

 さらに通路を歩いていくと、のどの渇きを覚えたのでちょっと飲み物をと思いジュースやさんを物色していたら、かつて沖縄旅行でも味わったサトウキビジュースを発見。

 何十年も前の出来事なので味も記憶がありません。そこで試しに注文。するとおばちゃんはサトウキビを縦に裂いたものを数本取りだし、それをそばにあった機械に突っ込んでいます。

 するとサトウキビは圧縮され平たくなり、内部の甘い液体が搾り取られるという方法でジュースが完成。飲んでみると、当たり前ですが「甘い!」。絞っただけでこんなに甘い液体が出てくるんだと感動はしましたが、「もっと飲みたい」とは思いませんでした。

 というところで見学終了。待ち合わせ場所の入り口付近に戻ると、私以外のツアー参加者もそれぞれお土産の袋を抱えていました。

 そこからシャトルでホテルまで送ってもらい半日観光ツアーが終了です。



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