さすが名の売れた「バカラ」です。
身長はともかく、容姿はモデル並みの子が揃っていますので、眺めていると実に壮観。ファッションショーみたいなもんです。しかしバンコクのバカラ同様、視線は宙を彷徨い、客席方向に降りてくることは滅多にありません。
たまに下をチラッと見ても、ニコリともせず、ただひたすら自分の美しさを誇示している感じ。20代30代の男性なら虜になると思います。もちろんそばに呼んで話せば性格的に良い子もいるのだと思います。
しかし、そういった子に遭遇するために次から次へと飲み物を奢りまくるというのもなんとも非効率。しかも無表情でステージに立っている様子をみると、情けない初老のおじさんでは到底太刀打ちできないなと白旗を上げて完敗です。
まあ出会いと言う大げさなものでなくても、互いに視線がちょっと合えば、その時の表情でなんとなく相性みたいなものも少し分かるわけですが、ともかく「美しいから」という見かけの理由だけで「話したい」と思うようなことはないです。
それにしてもやはり何となく店内に異様な雰囲気を感じてしまいます。男性は女性の容姿を見つめ、いくらで遊べるかと考え、女性は男性を容姿や性格ではなく、いくら稼げるかという値踏みで判断しているように見えます。
とはいうものの、多かれ少なかれ他の店でもこれと似たようなことが行われているわけで、私自身の行動も究極的には似たようなもんだという意識はあります。
2017年11月
3日目の1店目
バカラはビーチ側にある店で、こちら側の店は奥に長いのが特徴です。従って入り口付近からは全貌が見渡せないことも多いです。
案内された椅子に座り、ステージを見ると、そこそこ美しい子がいると思いましたが、あまり愛嬌を振りまく子はいません。ただバンコクの店よりも感じはいいですね。
何回も書いていますが、ステージ上にいる女子たちの視線がどこを向いているかで、客との親密度を測るようになっています。
パタヤのバカラはバンコク店ほどではないと思いますが、やはり宙を彷徨っていますので、視線を交わして微笑みを交わすなんて言う私好みのほのぼのとした機会はなさそうに思います。
ただしそれは客が私だからであって、若くて格好良いお客さんなら女の子も注目するのかもしれません。