パタヤ市街での移動手段は大きく分けてタクシー、ソンテウの二つです。ただしタクシーは、屋根にはメータータクシーと書かれていますが、基本的には交渉性のようです。
公的な乗り場の場所は、パタヤ中央にあるセントラルフェスティバルのビーチ側の北側の通りに空車が何台も停車しているのですぐ分かります。警察署の前と言っても良さそうです。
近づくと案内人と思われる人が声をかけてきて、「どこへ行くんだ?」と聞いてきます。行き先を告げると、その周辺に待機している運転手さんが、「○○B」と叫ぶので、それでOKなら問題なし。
ただ多くの場合、提示される金額は高め。交渉するつもりなら、「高すぎる。××Bでどうだ」と自分で想定した金額を告げたり、若しくは「それじゃあいいです」と断ります。
ただ断ると自主的に値段を下げてくれる運転手さんもいたりするようで、私は値引きを提示されたタクシーを利用しました。
その後、こういった公共の場所で待機しているタクシーを利用するより、宿泊したホテルでタクシーを呼んでもらった方が安心できるなと考え、その後はホテルで頼んでいます。
その場合、配車はホテル専属の車か、グラブタクシーのような配車になるようで、ホテル側から提示される料金に納得出来れば、契約成立となります。
ちなみにこの場合、チップ等を考慮する必要は全くないようで、降車時に言われた金額をそのまま運転手さんに渡せばOKのようです。
次が最も利用頻度が高くなるソンテウ。ビーチロードを南のウォーキングストリート方面に向かって歩いていると、後ろから「パフパフ」と言ったソンテウ特有の警笛音が聞こえてきます。
これは客を探しているソンテウのようで、その時振りむいて運転手さんを見れば、たぶんソンテウはスルスルと目の前に近づいてくると思われます。
ビーチロードを走っているソンテウは多くの場合、ウォーキングストリート前で左折して、セカンドロードに向かうソンテウが多いので、目的地を確認する必要はなく、あとは乗り込むだけです。
また警笛音が聞こえない場合でも、ビーチロードを走っているソンテウに向かって、手を水平に上げれば、ほとんどのソンテウが停車してくれます。
停車したら荷台に作られた座席に乗り込み、目的地に近づいたと思ったら、天井等に取り付けてあるブザーを鳴らすと、ちょっと走ってその先で停車してくれます。
停車したら、荷台から降りて、助手席に向かって歩き、窓から料金10Bを渡せば終了。
ちなみにウォーキングストリートからセカンドロードを走るソンテウを利用してホテルに戻る場合は、ウォーキングストリートのアーケードを出て右折。
100mほど歩くとセカンドロードの大きな交差点にぶつかるので左折。すると30〜50mほど先に、何台かのソンテウが並んでいるのが見えてくるので、その一番後ろのソンテウに乗車。
このソンテウは、人数が集まると出発します。出発すると、すぐにその前に待機していたソンテウがちょっとバックして、また新たな客が集まるのを待つことになります。
このセカンドロードを走るソンテウの終点は、新たに出来たターミナル21あたりだと思われます。つまりターミナル21に到着したソンテウは、再びビーチロードに出てパタヤ市街ぐるぐる回っているという事です。
またソイブッカオ方面からウォーキングストリート方面に向かうソンテウの路線もあり、乗車の方法は全く同じ。ただしこのソンテウの終点は、パタヤ市街唯一のお寺の入り口の向かいあたりなので、そこからウォーキングストリートの場合はビーチに向かって200mほど歩く必要があります。
ちなみに逆方向のソンテウに乗るための乗り場を私は良く知りません。
最後にジョムティエンビーチに向かうソンテウ乗り場ですが、ウォーキングストリートからセカンドロードに出て、市街へ戻るためには左折しますが、ジョムティエンの場合は向こう側の歩道に渡り右折します。
するとやはり数台のソンテウが待機しているので、その一番後ろのソンテウに乗れば、やがて人が集まれば出発します。