朝食を食べ宝石屋さんへ

朝食ブッフェはいまいちだった

 昨晩は結局1時半に寝た。起きたのは6時半。日本時間なら8時半だが、それでもやはりかなり早起きだろう。

 今改めて考えてみると5時間しか眠っていないことになる。日頃早寝早起きのおじさんとしてはよく持ちこたえたなと思う。どうりで眠いはずだ。やはりある種の緊張感があるのだろう。

 着替えて洗顔。さて今日はどうするかなんてことを考えながら、とりあえず朝食を摂る事にして7階の食堂?に行ってみることにする。

 部屋が9階なので、そのままエレベーター横の階段を降りると、右は従業員の部屋、左はプールとなっていて食堂らしきものが見当たらない。従業員の方に行くわけにはいかないので左に曲がり数m歩くと食堂らしきものの入り口が左側にあった。

 はじめて入るときはちょっとした勇気が必要だが空腹には勝てない。ドアを押して入ると右側が卵料理コーナーになっていて、スクランブル、目玉焼き、オムレツをその場で注文できる。その場に立っていたお姉さんに朝食クーポンを渡し、試しにスクランブルをお願いした。

 作ってくれている間にどんな料理があるのかチェック。タイ料理のおかずが数品。洋食系のハムやウインナー、ポテト等が数品。主食として用意されていたのは白米、焼き飯、お粥とパン。味噌汁やスープもあった。

 飲み物はアップル、グレープフルーツ、オレンジ、パイアナップルジュース、これにコーヒー、紅茶。さらに各種の果物があるので、まあそれなりに楽しめる。

 出来上がったスクランブルエッグに洋食系のおかずをのせ、主食は胃の具合を考えてお粥にした。さらにこれにジュースと味噌汁を加えて、なんだかよくわからない朝食が出来上がった。

 味はまあまあ。しかしやはりタイ風味のおかずはどうも口に合わない。卵料理やハム、それにお粥がうまかった。テーブルは4人がけが多く、そこにだいたい一人か二人で食べている中年のおじさんが多いようだ。ビジネスマンなのか、黙々と食べている。

 リゾートの雰囲気はほとんどない。もっとも中にはやけに若いタイ人らしき女性と一緒に朝食を楽しんでいるおじさんもいた。まあその手の女性なんだろうと思うが、これがまた結構美しかったり可愛らしかったりする。ちょっと羨ましい気分でもある。

 後日分かったのだが、この朝食のメニューは数日で変わるようだ。私が最初に気に入ったお粥は数日後なんとオートミールになってしまい、ちょっとショックだった。

 おかずの量はまあ最低限揃っているかなという印象だが、味のほうは残念ながらあまり口にあわなかった。数日間の滞在なら我慢できるが、1週間以上は無理だろう。


意気揚揚と宝石やさんへ

 食事を終え、成田で購入した国際電話のカードを利用して自宅に電話。無事到着したことを知らせる。1000円のカードだが、アナウンスによると26分程使えるようだ。さて今日の予定だが、とりあえず宝石やさんに行ってみることにした。

 別段宝石に特段の興味があるわけでもないし、連れに高価な宝石を土産に買って帰ろうという殊勝な心がけでもない。実は息子が最近流行のいわゆるヒーリング系の美しい石に興味を持っているので、その手の石があれば買おうと思ったのだ。

 こんなときどこに行けばよいのか実はさっぱり分からないし、バンコクのガイドブックには悪徳宝石やに連れ込まれて云々かんぬんという記述がやたら見受けられるので、あまり迂闊な行動はできない。

 というわけで、とりあえず持参した地球の歩き方バンコクで紹介されているラマ・ジュエリーという店に行ってみることにした。

 後で気がついたことだが(昨年はまったく気が付いていなかったが)バンコクには宝石店が山ほどあるのだ。但しどの店が信用が置ける店なのかは帰国した今でもさっぱり分からない。

 というわけで、上記のお店に近いBTSのスラサック駅に行くことにした。その後、帰りがけにサラディーン駅近くのJCBプラザにより、明日以降のオプショナルツアーを予約することにした。

 ツアーの中身は、やはりアユタヤ、そしてちょっとマニアックなシーウイー博物館という案が、ここにきてようやく頭の中で固まりつつあった。

 これでほぼ午前中がつぶれるであろうから、昼食はサラディーン近辺で摂り、ついでに有馬温泉でタイマッサージというコースはどうだろうか、なんてことを出発の準備をしながら考えた。我ながら能率的な名案である。


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