水族館を見て東急へ

水族館を見て、クーポン食堂を体験

 中に入ってすぐに多数の美しい熱帯魚が迎えてくれた。さらに巨大水槽があり、熱帯風ジャングルの中の淡水魚と続く。所々に休憩スペースがあって、魚を見ながら飲み物が飲めるようになっている。通路はどんどん下に潜り込んでいく感じだ。

 さらに進むと品川水族館風の海中トンネルがあり、様々なクラゲを見て、子供たちが喜ぶタッチプールと進む。

 途中で水族館の裏側をボートで見回るツアーなんかもあって楽しめる。さすがにスペースの関係で海獣類はほとんど見かけなかったが、十分に見ごたえのある水族館に仕上がっていた。

 水族館を出てちょっと一息するために先ほどのフードコートへ。ストロベリーソーダというのがおいしそうだったので、お兄ちゃんにオーダーして財布を出したところで、お兄ちゃんが慌てて、金は向こうでクーポンを購入して払うのだと教えてくれた。

 なるほど巨大クーポン食堂だったのだ。クーポン形式は初めての体験だ。昨年は1回も利用していない。まあなんとかなるだろうと考えて指示された場所に出向くと、ここでもタイの美女が3名待っていて、私の差し出した50バーツをカードに記入してくれた。このカードを持って先ほどのお兄ちゃんのところに行き、無事ソーダにありついた。

 ちなみにお釣りはどうするのかというと、再度先ほどのカウンターに行きカードを渡すことによって残金を戻してもらう仕組みだ。しかし本当に便利なのかどうかいまだによくわからないシステムだ。


東急の売り子さんに押し切られるmbk マーブンクロンセンター

 水槽前の座席に移動し、熱帯魚を見ながら再びその後の予定を考える。ともかく行き当たりばったりだ。自分の体調を考えるとあと少しぐらいなら動けそうだ。

 というわけで水族館が併設されているビルの中を通り、ウインドーショッピングをしながらサイアム・センターを通り抜け、ショッピングで有名な東急とMBK方面に行ってみることにした。

 15分ほど掛けてぶらりぶらりと歩いていく。MBKと思われるビルに到着し、中に入っていくと、これがとんでもない混雑。体力の消耗が激しい。とても上に行ったり下に行ったりする気力は起きず、到着したフロアをひと回り。

 帰りがけに東急への入り口でシャツのバーゲンをやっているのを発見。かなりの人だかりを見てなんとなくフラフラと近づく。するとすぐにお姉さんが現われて、あれが良いこれが良いと、わざわざ袋から出して、体にあてがい薦めてくる。

 「わたしゃ自分のサイズが分からんのだよ」と下手糞な英語で言うと、すぐにメジャーを持ち出してきて、肩幅なんかを測ってくれて、「うんあんたはMだ」、なんて親切丁寧に教えてくれる。

 普段このような親切な状況の中で買い物なんぞした事が無いので、あまりの手際の良さに元来が小心者のおじさんはいつの間にか買わなければいけないような気持ちにさせられてしまうから不思議だ。

 結局カジュアルシャツを1枚395バーツで購入。よく考えると結構高い気もするのだが、まあ東急のものだからということで納得せざるを得ない。

 これ以上そこにいると、次から次へと買わなくてはいけなくなるようなプレッシャーに襲われるのではないかと考え、そそくさと退散。

 とりあえず一旦ホテルに戻って休憩することにした。ともかく、普段人の少ない埼玉の片田舎で生活しているので、都会の雑踏は疲れる。

 BTSでホテル最寄のナナ駅へ。それにしても運賃20バーツは安い。ホテル着5時。シャワーを浴びてすっきりしてしばし休憩。休みながら夕食場所を考える。


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