「オールドダッチ」の
美人ウエートレスに感激

オールドダッチオールドダッチのミートソースパスタ

 旅先で感じる女性の美しさと優しさは格別だ。思わず手を握りたくなるような可愛い子であったが、この店はもちろんその手の店ではない。

 まもなくメニューが届けられたが、すべて英語。写真も無い。

 初日からバクバク食べて体調を崩すのもどうかと思ったし、この店ではまとも食事をした事が無いので、味の点も自分に合うか分からない。

 というわけで、無難にビールとポークのスパゲッティミートソースを頼むことにした。ビールはビアシンの生ビールというものらしく、グラスで来たがうまかった。

 ミートソースの方は、タマネギとポークがちょっと甘めのトマト味のソースで絡められて、あまり味わったことの無い味だったが、やはりうまかった。

 量も欧米人仕様で私には充分だ。加えて食事を運んでくれる例のお姉さんが飛びきり美人で、しかも言葉づかいが丁寧なので、英語でのヒヤリングも楽だ。ここはまた是非来て見たいお店のひとつになった。

 店内は当たり前だが欧米人ばかりで、楽しげに会話をしたり、本や新聞を読んだりする落ち着いた雰囲気である。各種のワインもあるようなので、ワインが好きな人や日本人が少ない店を好む人は是非行くべきだ。ちなみに昨年も今年もいわゆる日本人を含めたアジア系のお客さんは一人も見かけなかった。

 料金だが、ミートソースが160バーツ、ビールが75バーツで、親切にしてもらったので、これに若干のチップを加えた。

Bというお店で、夜の情報を得る

 時間は7時ちょっと前である。バンコクの夜は遅い。これでホテルに帰っても、テレビはNHKだけなのでちっとも面白くない。早寝早起きの私にとっては苛酷な環境だが、ちょっとビールを飲んで気も大きくなっている。

 というわけで、店を出てフラフラと例の通りを歩き出す。昨年何回か入店したお店に近づき、懐かしいなあなんて思っていると、店の前にいた小柄な女性に声をかけられた。

 たまたまこの子が日本語を話す子でいろいろな事を教えてもらうことが出来た。話はずいぶんためになった。なんたって日本語で話せるのはありがたい。

 バンコクで働く人たちの一般的な給料
。このようなお店で働く人たちの給料とかノルマ。(お客が付かないと、給料はほとんどないらしい。びっくり)

 それをモテテいると勘違いする日本人はかなり多いようだ。これはインターネットで他の体験談を検索するとよくわかる。

 その他もろもろのことを話して気が付けばすでに9時をまわっている。飲み物をおごり、若干のチップを加え店を後にした。ホテルに帰ったのは10時近い。疲れ果ててシャワーを浴びて爆睡である。


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