マニアックなツアーに出発
7時に目が覚めた。早くも日程は後半に入った。旅行に行く前は、1日1日がゆっくり過ぎていくようで待ち遠しいが、いざ始まってみると1日がやたら早い。
毎年2週間程度ハワイに行っているが、やはり最終日が近づくと、なんと早い2週間だったんだと思うので、この感覚は旅行日程の長短には関係なさそうだ。毎日が刺激の連続というのが、時間が早い理由だろう。
さて朝食だ。例によってスクランブルエッグを作ってもらい、これに洋食風のおかずを加えた。
この日はかなりメニューが一新され、うれしいことにお粥の中に何やら魚の切り身みたいなものが入っていて、味も口に合う。昨日あれほど食べたのに、粥のうまさにつられてお代わりをしてしまった。
今日は9時半にホテルまでツアーの車が迎えに来てくれるので、朝はかなりゆっくりできる。
そこで食後にコーヒーをゆっくり楽しみ、さらにじっくり新聞を読む。日本語の新聞がちゃんと置いてあるのがうれしい。
部屋に戻り、滞在中初めてTVをじっくり見たり、今日の午後から夜の計画を考えたりして、部屋でグダグダ過ごす。9時20分にロビーに降り、そこでまた新聞を読んでいると、5分前にガイドさんが到着。
バンコクの人は時間に不正確、なんていう記述をずいぶんインターネットや本で見かけたが、時間に遅れるのはむしろツアー客本人のようで、ツアー会社側が遅れたことはこれまで一度も無い。
早速昨日と同じ大きさの車に乗り込んだ。車の中で今日のツアー客は私を含めて5人で、あとの4人はひとつのグループであるとの説明を受けた。
今日のツアーは毒蛇研究所とシーウイ博物館という、かなりマニアックなツアーなので、4人グループとはいったいどんな関係の人たちなのか気になった。そんな不安?を他所に、車は本来の集合場所である伊勢丹に向かった。朝なので道も比較的すいている。
車は定刻の15分前、9時45分に到着。そのまま駐車場に移動して待機という事で、私とガイドさんが伊勢丹入り口で待つ。しかし時間が早いので、当然伊勢丹はまだ開店前。入り口の前で、特にすることも無くボーっと待つ。
今日のガイドさんは、ツアーの性質からなのか男性である。最初に会ったときは、タイ人特有のギョロッとした目で睨みつけるように私を見たので、なんかおっかなそうなおじさんだなと感じたのだが、待ち時間で無駄話をしている内に、実は心優しいおじさんだという事が分かってきた。笑顔でいろいろ教えてくれる。どうも第一印象は当てにならないようだ。
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