名前の紹介が終わったら、出身地を聞かれることが多いですね。英語で「Where from?」と簡単に問いかけられる事もありますし、「ドコカラ?」なんて言われることもありました。
すでに多少なりとも日本語をしゃべっているわけですから日本から来たことは明白だとも思うのですが、一つの儀礼的な会話かもしれません。
その次の女の子の関心事は何かと言うこと、この客は「お金を持っているか」「自分に飲み物を奢ってくれるか」「何日ぐらい店に通って自分を指名してくれるか」という部分に移りますので、英語が通じると分かれば「Drink OK?」と聞いていきます。
日本語の場合は「ノミモノ〜?」または「コラア〜?」(コーラの事です)と言われることもありますが、いずれにしても気に入った女の子たちには飲み物を奢るというのが一種のルールですから、普通は「OK」と答えます。
するとすぐに女の子は席を立って、店の奥にあるカウンターに行き、自分の飲み物と請求書を持って戻ってきます。請求書は目の前のペン立てみたいな入れものに入れられます。
席に戻ってきたら「カンパ〜イ!」(これはみんな日本語で言いますね)なんて言いながらコップとビールをかちりとぶつけます。ちびっと飲んだら再び会話の始まりです。
女の子の関心事は目の前の客が何日ぐらいタイに滞在して、どのくらい自分に奢ってくれるかを知りたいので、次の話しは「Tour or bisiness?」という問いかけになります。
要するに仕事なら滞在期間が長いので、何回も通ってもらえるので収入が確保できると言うことで、観光の場合はいつ帰国するのかが問題になるわけです。
だとすると観光客は不利ではと思うかもしれませんが、観光客は一時的に大きなお金を落としていきますから、観光だと答えた瞬間から扱いが粗雑になるような事はなさそうです。
で問題はこのあとですね。横に美女が座っていて、基本的な情報をお互いが仕入れた後どうするのか?
「バンコク ゴーゴーバー」といった語句でネットを検索すると夥しい量の体験記が書かれていますので、詳しく知りたい方はそういったディープな旅行記を参考にした方がよいと思います。
私の場合はソフトな内容しか経験していませんし、会話を楽しめるだけで充分と考えています。
しかし若い女の子がそばにいれば、話しだけでなく、その体にも少しは触れてみたいなと思うのも当然の欲求です。まあ人前ですからベタベタ触る人はいませんが、さりげなくタッチしている人はいるみたいです。
一方女の子の方から自分の売り込みのため?にマッサージをして上げると言って、肩や手を揉んでくれることもあります。これがまた気持ちが良いですね。私の場合、年齢的に自分の娘に肩を叩いてもらっているようなもんです。
そうこうしてしばらくすると、女の子はまたステージに上がってしまいます。だいたい15分から20分ぐらいでメンバーが入れ替わっていくので、その時間待っていればまた戻ってきて、たぶん2杯目のドリンクを要求されると思います。
もし、もういいやと思ったならばダンスで席を立つときにさりげなく100Bぐらいのチップを渡して、「I go back to hotel」とか何とか言えば分かってくれると思います。
何も言わなかったり、チップを渡さなかった場合は、その場はそれで収まりますが、翌日からの扱いが多少粗雑になると思います。